何度か復活のウワサが出つつも実現する気配のないポルシェ928後継モデル。レンダリングアーティストが「自分の考えた新型ポルシェ928」を公開

｜　今の時代だからこそ、「豪華なグランドツアラー」として贅沢なポルシェ928の復活を希望　｜

少量限定生産モデルとして発売すれば高い価値を誇ることになるのかも

さて、「もしも」系レンダリングアーティストとして知られるレイン・プリスク氏が「もしもポルシェ928の後継モデルが登場したら」というCG作品を公開。

パナメーラをベースとし、2ドア化、そしてリアセクションのボリューム強化を行っていて、「このまま発売してほしい」と思えるデザインを再現しているように思います。

ポルシェ928はこれまで何度か「復活」の話が出ているが

ポルシェ928は1977年に登場したグランドツーリングカーで、当初は（そのレイアウトやパッケージングが限界に近づいたと見られていた）ポルシェ911の代替として企画されたものの、大量の豪華装備や先進技術を盛り込んだために非常に高価なクルマとなってしまい、結果的に911のシンプルさや基本設計の素晴らしさを際立たせることとなってしまったラインアップ。

ただしアナトール・ラピンによる斬新なデザイン、ヴァイザッハ・アクスル（後輪操舵）のような時代を先取りした機能、ポルシェの目指すところでもあった高いレベルでの快適性や安定性を備えていたことから、新たな顧客をポルシェに呼び込むことに成功し、かつ高い人気を誇ったこともまた事実。

1995年の生産終了までに「928」「928S」「928S2」「928S4」「928GT」「928GTS」といったバリエーションを生み出しており、累計で約6万台を販売しています。

そして実際に「復活」を望む声も少なくはなく、過去には何度かポルシェが928後継モデルを発売するという噂が出たものの実現せず、「ポルシェが作らないのなら」とまでにいくつかのプロジェクトが立ち上げられており、直近だとナルドン・オートモーティブがポルシェ928のレストモッドを発表したことも（内外装を変更しただけではなく、機能的にも現代レベルにアップデートされている）。

このほかにもいくつかの個人的プロジェクトが進行しているとされ、それだけ根強いファンがいるのがポルシェ911というクルマでもあるわけですね。

「新型ポルシェ928」以外にはこんなレンダリングも

そしてレイン・プリスク氏はこの「新型ポルシェ928」のほかにもいくつか興味深いレンダリングを作成しており、ここでその一部を紹介したいと思いますが、こちらは「新型ホンダCR-X」。

ホンダ・シビック・タイプRワゴンに・・・。

マツダRX-7シューティングブレーク。

こちらは日産フェアレディZ「ワイドボディ」。

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参照：Rain Prisk（Facebook）