| ポルシェ911レストモッドは華盛り |
DPモータースポーツが1974年製ポルシェ911RSをチューンし、新たに「911RS 3.5エボリューション」として発表。
これによると「1000箇所以上の変更を加えた」とのことで、確かに見える範囲でも大幅な変更が。
ボディパネルの多くはカーボンファイバーとグラスファイバーによる強化プラスチックで覆われ、サイドウインドウまでプレクシグラスへと変更に。
これら軽量化に加え燃料タンクもカーボン製、バッテリーもレース用へと置き換えることで重量はなんと940キロに抑えることに成功。
一方でエンジンは911RSR用カムシャフトの採用などによって出力は365馬力にまで高められ、ギアレシオをローギアード化することで加速重視のセッティングへと変更している、とのこと。
ブレーキシステムは911ターボ3.3からの移植、サスペンションはH&R製、ホイールはフックス製。
雰囲気的にはなんとなく「湾岸ミッドナイト」のブラックバードのようにも見えますね。
フルロールケージが入りシートもカーボン製(しかも重量を抑えるためにレールを介さず直接ボディに取り付けてある)。
エンジンの各パーツもレッドにペイント。
小ぶりなドアミラー、そして軽量化されたサイドウインドウ。
この画像を見るとドアそのもが丸ごと置き換えられているようにも見えますね。
ダッシュボードもカーボンファイバー製。
当然リアシートは取り払われて軽量化されている、とのこと。
「丸ごと作りかえられている」と言っても良いほど手の入った車両であり、かかった費用を考えるとちょっと怖くもなりますが、それ以上に高い情熱を持ってカスタムされていることがわかります。
VIA:Motor1