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1974年製ポルシェ「911カレラ3.0RS」が競売に。レア度ではナナサンカレラ以上

2017/06/12

先日、「ほぼ未使用」のポルシェ911カレラRSR3.8が2億6000万円に迫る価格で落札されましたが、今回もレアなポルシェ911がオークションに登場。
1974年モデルの911カレラ3.0RSで、世界に6台のみが存在する「右ハンドル」。
「カレラRS」というと1973年の通称「ナナサンカレラ(2.7RS)」が有名ですが、この3.0RSもナナサンカレラ同様にホモロゲーション獲得用のモデルとなり、レア度ではこちらのほうが「上」。

ルックスはナナサンカレラに近く、軽量化のためあちこちのボディパネルがグラスファイバーへと置き換えられています。
リアスポイラーとリアフェンダーはナナサンカレラに比較して大きく、ブレーキも強化されている、とのこと。

エンジン出力は230馬力、0-100キロ加速は5.5秒。
現代のスポーツカーからすると控えめな数値ではありますが、その軽量性を考えると逆に「現代の車にはない」ダイレクトさを持っているのは想像に難くありません。

製造は54台のみ、上述のように右ハンドルは6台のみの製造ですが、そのうち「メキシコブルー」にペイントされているのはこの個体のみ。
前オーナーは有名なポルシェコレクターで、30年にわたりこの車両を保管していた、と報じられています。

落札価格については予想にて最高1億4000万円ほど、と見られているようですね。

VIA:Motor1

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