| ブラバスは定期的にこのシリーズを発売する |
ブラバスがスマートに「スマート フォーツー ブラバス アルティメイト125」を設定し発表。
アルティメイト(究極)の名の通り価格も相当なもので、邦貨換算でクーペは600万円ほど(カブリオレは650万円くらい)。
アウディTTの上級グレード、ポルシェ718ボクスター/ケイマンにも近い価格設定ですが、これはブラバスが2004年から続けてきたシリーズの一つで、「アルティメイト101」「アルティメイト112」「アルティメイトR」「アルティメイト・スタイル」「アルティメイト120」に続くもの。
今回のアルティメイト125については文字通り125馬力を発生し、ボディカラーはBlu Glaucoと呼ばれる明るいブルー。
ワイドボディ仕様となっておりブラック&ブルーにペイントされた18インチのホイール、内装も同じく明るいブルー。
内装はかなり高級感があり、細部に至るまでレザーが貼られ、手の込んだステッチも施されていますね。
スマート自体は街中の移動に特化したコミューターですが、ブラバスはこれのスペシャルバージョンを限定/通常ラインアップ問わず継続的に販売しており、ブラバス版スマートはシティコミューターというよりは「お金持ちのおもちゃ」的な性格が強いようにも思います(スマートとは別の需要がある)。
なおアルティメイト125のような明るいブルーは最近の流行でもあり、ポルシェの「マイアミブルー」、ランボルギーニの「ブルー・ルマン」のように多くのメーカーが押し出しているカラーでもありますね(チューナーにも多い)。
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スマートにブラバス仕様登場。マット仕上げの外装にローダウン
スマート・フォーツーにブラバス仕様が登場。
車高が10ミリ落とされ、アンチロールバーと締め上げられたダンパーでハンドリングが向上。
ホイールもフロント16インチ、リア17インチの専用デザインが用意され、マット仕上げの外装ともマッチ。
内装だとブラシ仕上げのペダル、マルチファンクションステアリングなどが装備されブラバスのロゴも配置。
エンジンは変わらず89馬力のままで0-100キロ加速は10.1秒。
内装スペシャリストがスマート・ブラバスのインテリアをカスタム。ブラックとグリーンで統一
内装スペシャリスト、Neidfactorがスマート・フォーツー・ブラバスの内装をカスタムして画像を公開。
スマート・ブラバスはダッシュボードがレザーになるなど標準モデルに比べて豪華な内装を持っているものの、それでも「全張替え」を実行しています。
費用は相当なものにのぼると思われ、車両本体価格の半分以上は有にかかっていると推測しますが、その意味でも「贅沢な」カスタムですね。
なお今回の内装カスタムについては「グリーン・スパーク・プロジェクト」と命名。
Neidfactorは「ブルー・サンダー」などそれぞれの内装にプロジェクト名を与え、しっかりしたコンセプトをもってカスタムを行っています。
このスマート・ブラバスについては文字通りグリーンをテーマにしており、ブラックレザー&アルカンタラ、グリーンのレザーとペイントを駆使してコンセプトを再現。
スマートはもともとスイッチ類やパーツ形状がユニークであり、カラーを変えることでそれらが強調され、視覚的にも楽しさを感じさせるカスタムとなっています。
ステッチもグリーン。
パイピングやステッチングなど複数の工法、そして複数素材を組み合わせ。
ブラックとグリーンとのバランスもナイス。
グリーンが適度に使用されており、どぎつくならないように計算されているようですね。
なおドア内張りにもアルカンタラやレザーが貼られていますが、ノーマルだとここは「樹脂むき出し」のままなので、見た目の高級感が大きく向上しています。
メーターは純正のままですね。