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VW「なぜゴルフGTIをエレクトリック化しなかったのかって?それはGTEこそがハイブリッド版GTIだからだ |

2020/03/19

| たしかにゴルフGTEの外観はゴルフGTIとほぼ同じ |

フォルクスワーゲンはつい先日、新型ゴルフGTI / GTE / GTDを発表したところですが、GTIについては一部でウワサされていた「ハイブリッド化」はなく、(嬉しいことに)ガソリンエンジン一本。
フォルクスワーゲンというと「エレクトリック化の急先鋒」でもあり、それを考えるとスポーツモデルの「GTI」には、パフォーマンスを高めるためにハイブリッドパワートレーンを搭載しても良さそうですが(実際に、VWは新型トゥアレグRをハイブリッドモデルとして発売している)、どういった理由なのか新型GTIへのハイブリッドユニット搭載を見送ったということになりますね。

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なぜ新型フォルクスワーゲンGTIはハイブリッド化されなかったのか

そこで今回、英国Autocarがフォルクスワーゲンにて技術主任を務めるマティアス・ラーベ氏へとその理由を尋ねたところ、「1.5リッターTSIエンジンについては、そのトルクを補うためにエレクトリックモーターをプラスすることが有効だが、ゴルフGTIに積まれる2リッターTSIエンジンは十分にトルクが厚く、よってハイブリッド化するメリットが薄い」とのこと。※実際に245馬力、370Nmもある

さらにもう一つの理由として、「GTIにはマニュアル・トランスミッションが用意されている(MTとハイブリッドとをマッチさせるのは難しい)」というものを挙げています。

なお、ちょっと前にはゴルフGTIのような軽量コンパクトなスポーツカーにハイブリッドシステムを搭載することは意味がないというコメントもフォルクスワーゲンから発せられていますが、たとえばトゥアレグのような大きく重いクルマであれば、ハイブリッドシステムを積んだとしても重量増加のパーセンテージは大きくなく、しかも代わりに得られるトルクやパワーは魅力的。

逆に、ゴルフのような軽量なクルマ(ゴルフ7世代のGTIでは1380kg)にハイブリッドシステムを積むと、重量が増加する割には得られるものが少なく、かつコストも高くなるのでナンセンスだということになりそうです。

ゴルフGTEこそが「ハイブリッド版のGTIだ」

なお、今回発表された「ゴルフ三兄弟」の目玉はゴルフGTE。
これはPHEVながらも出力はゴルフGTIと同じ245馬力にも達し、おまけにハイブリッドなので高燃費、さらに見た目は「ゴルフGTI同様」。※現時点でこれらの車体重量含むスペックは公開されていない

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なお、前出のマティアス・ラーベ氏によれば、新型ゴルフGTEについて「GTIらしい性格をもたせることが重要だった」と語っており、ハンドリングやブレーキングは「GTIとほぼ同じフィーリング」、そして加速については「GTIよりもスムーズ」。
実際のところ、ゴルフGTEはエレクトリックモーターを使用しているぶん、ガソリンエンジンのみのゴルフGTIよりリニアな加速が得られる可能性があり、もしかするとその加速フィールはゴルフGTIよりも上なのかもしれません。

VIA: Autocar

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