Evoがルノー・メガーヌR.S.275トロフィーR、フォルクスワーゲン・ゴルフRをサーキットでテスト。
サイド・バイ・サイドではなくそれぞれ単独で走らせ、そのタイムを計測したものとなっています。
動画は走行中の車内から捉えたものがほとんどですが、FFと4WDとではやはりラインが異なっているようです。
両方とも年式は2014年となり、両者のスペックは下記の通り。
エンジン 2リッターターボ
出力 275馬力
駆動方式 FF
0-100キロ加速 5.8秒
最高速度 時速255キロ
エンジン 2リッターターボ
出力 300馬力
駆動方式 4WD
0-100キロ加速 4.9秒
最高速度 時速250キロ
スペックだけを見ると圧倒的にゴルフRのほうが優位に立っているように思われますが、実際にサーキットを走行したタイムだと3秒ほどメガーヌRSのほうが速いタイムとなっています。
メガーヌRSの「ルノー・スポール」の略となり、これはF1などモータースポーツを手がけるルノー・スポールが直接設計・製造した、ということを意味しており、いかにハイパワーと言えどもゴルフRとは素性が違うのかもしれません。
その意味では実際のライバルは同じゴルフでも「GTIクラブスポーツS(実際にFFではニュルブルクリンク最速)」となるのだと思いますが、Evoでは「FF対決」ではなく駆動方式の違いを試す意図があったと思われ、新型メガーヌR.S.が登場した際に改めて「FF頂上対決」を行って欲しいところですね。
フォルクスワーゲン・ゴルフRとメルセデスAGM A45とを比較したレビューをオートカーが動画で公開。
両方とも2リッターターボエンジンを搭載し4WD、という共通性がありますね。
ただしVWゴルフRは306馬力、AMG A45は376馬力と大きく出力に差があり、価格においてもAMG A45のほうが200万円以上高い設定。
なお動画は別として、両方乗った(ぼくの)印象だと価格(コストパフォーマンス)を考えなくてもゴルフRのほうが優れる、という感想。
価格を考慮するとなおのこと「ゴルフR」ということになりますが、ゴルフRの唯一の問題点は「フォルクスワーゲン」というブランド力。
日本だとディーゼル不正事件に世間が過剰に反応してしまい、そのため周囲の反応がちょっと気になるのは間違いのないところです。
なお、ベースモデルのゴルフは多くの台数を売っているだけあり、またVWの(他モデル含めての)販売力を持ってコストを「平準化」、部品を「共通化」することで安く作ることができており、そのため他メーカーの車と比較して「価格を考慮するとかなり高い品質と装備」を持つのは確か。
さらには「台数を出さなくてはならない」ために利益を抑えた価格設定を行っており、その意味でも「お買い得感」の強い車だと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=R7rJ-XaEbLE
5th Gearがフォルクスワーゲン・ゴルフRとスバルWRX STIとの比較動画を公開。
フォルクスワーゲン・ゴルフRは価格529万円、2リッターターボエンジンにて280馬力を発生し、6速DSGを介して4輪を駆動。重量は1500キロとなっています。
対するスバルWRX STIはゴルフRと同じく2リッターターボエンジンにて308馬力を発生。
重量はゴルフRよりも20キロ軽い1480キロなのでパワーウエイトレシオはこちらが有利。
トランスミッションは6T、駆動方式はもちろん4WD、価格はタイプSで411万円の設定です(欧州だとゴルフRと同じくらいの価格設定なのかもしれない)。
レイアウトやパッケージングでは似通った両者であり、しかし数字上ではスバルWRX STIが有利。
しかしスバルWRX STIのトランスミッションはMTというハンデがあり、その勝負の行方が気になるところですが、サーキットのタイムだと僅差でスバルWRX STIの勝利となっています。
トップギアがマクラーレン675LT、911カレラS、ゴルフRを加速テストする動画
直接のライバルとはなり得ませんが、トップギアがマクラーレン675LT、ポルシェ911カレラGTS、VWゴルフRを加速テストしてみた動画。
価格で言うとポルシェ911カレラGTSはVWゴルフRの価格の3倍くらい、マクラーレン675LTはポルシェ911カレラGTSの価格の3倍くらい。
馬力だとVWゴルフRは300馬力、ポルシェ911カレラGTSは430馬力、マクラーレン675LTは675馬力。
駆動方式はそれぞれ4WDは、RR、MRでカタログ上の0-100キロ加速/最高時速は4.9/25キロ、4/304キロ、2.9/330キロ。
実際の計測結果だと4.6/3.8/2.9秒、とマクラーレン675LT以外は公称値よりも早くなってますね。
なおスタートダッシュが最も良かったのは意外や911GTSで、やはりRRのトラクションは強烈なようです。
一方さすがに4WDとはいえゴルフRはパワー差もありスタートから大きく離されていますね。
純粋に速さを比べると当然の結果ですが、ここに「価格」という要素を加えるとゴルフRは検討しているように思えます。
なお価格はマクラーレン675LTが4353万円、ポルシェ911カレラGTSが1702万円、ゴルフRが530万円。
1馬力あたりの価格はマクラーレン675LTが6.4万円、ポルシェ911カレラGTS、が3.9万円、VWゴルフRが1.8万円となっており、価格あたりコストパフォーマンスだとやあhりゴルフRがブッチギリですね。
動画 対決 レース
シビック・タイプRとVWゴルフRとが対決する動画。
主に加速においてですが、結果を見るとゴルフRの圧勝となっています。
出力としてはシビック・タイプRが310馬力、ゴルフRが300馬力となっていますが、ゴルフRはDSGと4WDというアドバンテージがあり、馬力を有効に使えているようですね。
さらにはDSGという特性上、「踏むだけ」でシビック・タイプRに完勝しているのは印象的。
なお結果は下記の通り。
・0-100キロ加速
シビック・タイプR・・・5.3秒
VWゴルフR・・・4.6秒
1/4マイルレース
シビック・タイプR・・・11.7秒
VWゴルフR・・・11.1秒
・0-160キロ加速
シビック・タイプR・・・13.8秒
VWゴルフR・・・13.1秒
http://www.carscoops.com/2016/03/tg-pits-honda-civic-type-r-against-vw.html