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アルファロメオ33ストラダーレのうちの1台は「伝説のレーシングカー」をイメージ。ドアにはエンツォ・フェラーリがアルファロメオ時代に使用した「14」も

アルファロメオ33ストラダーレのうちの1台は「伝説のレーシングカー」をイメージ。ドアにはエンツォ・フェラーリがアルファロメオ時代に使用した「14」も

| おそらくはここから続々と個性的なアルファロメオ33ストラダーレが紹介されてゆくだろう |

アルファロメオは「ブランドに忠実な」オーナーを選定したとされ、よって過去にヒントを得た仕様が多くなるのかも

さて、アルファロメオはかつての「33ストラダーレ」の再来として同名のスーパーカーを33台限定にて発売していますが、これらについては当然ながら全台数が完売しており、そして1台1台につき、オーナーの要望に従い高度なカスタムを施すことが可能です。

そこで今回アルファロメオが公式動画としてYouTubeチャンネルへと公開したのが「33クラブ」なる、これらのオーナーグループの一人、グリン・ブルームクイスト氏が自身の33ストラダーレをカスタムしてゆく様子で、同氏は自身の33ストラダーレに「伝説のレーシングカー」のリバリーを反映させることを選択しています。

33ストラダーレの33人の幸運なオーナーのほとんどが「ガソリンエンジン」を選んでいた。そのもそなぜアルファロメオは「ガソリン」「EV」を選べるようにしたのか
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アルファロメオにてスペシャルプロジェクトを担当するチームは「ボッテガ」

なお、アルファロメオはこの33ストラダーレを発表する際に「ボッテガ」なるチームを発足させており、このチームが33ストラダーレのパーソライゼーションを担当することになる、とアナウンスされています(そしてこのチームは、33ストラダーレ以降のスペシャルモデルのカスタムも担うことになる)。

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そして同氏はこの「ボッテガ」チームとともに自身の33ストラダーレを作り上げてゆくわけですが、そのインスパイア元は「1970年のル・マン24時間レースにエントリーした4台のTipo 33/3(のうちの1台)」。※最後の「3」は400馬力を発生する3.0リッター V8エンジンを指している

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グリン・ブルームクイスト氏はボディカラーに多層塗装の「ロッソ ヴィラ デステ」、そしてフロントにはホワイトの塗り分け、そしてリア(Cピラーに相当する部分)インテークにはオートデルタとクアドリフォリオのエンブレム、そしてカーボンファイバーインサートを備えたブラックとダイヤモンドカット仕様を持つ20インチプログレッシブホイールという仕様を選択しています。

なお、内装は「スレートとビスケット」、つまりグレーとライトブラウンという組み合わせを持つ、とのこと(今回の動画ではチラリとしか見えない)。

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このアルファロメオ33ストラダーレのドアにはレーシングナンバー「14」

グリン・ブルームクイスト氏(テキサス在住)はアメリカとイタリア両方の”レースに対する情熱”を表現したかったとコメントしており、ドアとヘッドレストには1920年代にアルファ ロメオに乗ってレースを走った際にエンツォ・フェラーリが付けていた、そしてフォイト コヨーテにてレースを戦ったAJフォイトのレーシングナンバーでもある「14」が表示されることに。※つまり、同氏はただ単に過去のアルファロメオの特定のクルマをリバイバルしたのではなく、様々なヒストリックな要素や自分の嗜好を組み合わせている

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この2人はグリン・ブルームクイスト氏のお気に入りのレーシングドライバーだそうですが、前者はもちろんフェラーリ創業者、そしてその前にはアルファロメオのテストドライバーでありファクトリーチームの運営を任されていたということからアルファ ロメオとは切っても切れない絆を持ち、後者は伝説的なアメリカ人レーサーで、インディアナポリス500で4回、USACチャンピオンシップで7回もの優勝を記録した人物です。

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そしてグリン・ブルームクイスト氏は「33ストラダーレが納車されたら、自分でステアリングホイールを握ってサーキットを走ることになるだろう」ともコメントしており、納車の暁にはその様子が改めてレポートされることとなるのかもしれませんね。

33ストラダーレのステアリングを握って、620馬力を超える3.0リッター ツインターボ V6エンジンのサウンドを聞くのが待ちきれません。私はこのクルマをガレージに眠ったままにしておくつもりはありません。 私が住んでいるテキサス州中央部とその周辺には、素晴らしい通りやサーキットがたくさんあり、そこで私は自分が所有するすべてのクルマを走らせてきました。このアルファ ロメオ33ストラダーレも例外ではありません。

「イタリアとアメリカに敬意を表した」33ストラダーレの仕様を決めてゆく動画はこちら

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