レディー・ガガが「メルセデス・ベンツEクラスのバンパーを使用した」ドレスを披露。なお本人はフェラーリを特注したこともあるカーマニア

Image：Lady Gaga

｜　実際に本人は同世代のメルセデス・ベンツ Eクラスを所有していたことがあるそうだ　｜

ただしこのドレスに仕様されるバンパーは自身のEクラスとは関係がないもよう

さて、数え切れないほどの個性的な衣装でぼくらに話題を振りまいてくれるレディー・ガガ。

今回はメルセデス・ベンツEクラス（W212世代のフェイスリフト後で2014年〜2016年モデル、クーペもしくはカブリオレの通常仕様）のフロントバンパーをアレンジしたという奇抜なドレスを披露しています。

このレディー・ガガのドレスは「ブルータリスト機能芸術運動」の一環として制作される

この「メルセデス・ベンツのバンパーを使用したドレス」につき、Jalopnikによれば、アルゼンチン人デザイナーであるセルバ・ホイヘンス氏が率いる、ベルリンを拠点としたファッションハウス「セルバ」によって制作されたもの。

セルバ・ホイヘンス氏は、他の多くの自動車部品を含む、あらゆる種類の廃棄材料や再利用品を使用した最新のコレクションを手がけており、同氏いわくこれは「ブルータリスト機能芸術運動」の一環であり、このほかにはルノー・トゥインゴのフロントバンパーやダッシュボードを使用したボディスーツなどがあるもよう。

参考までに、メルセデス・ベンツは自動車のパーツを利用したリサイクルにも積極的に取り組んでおり、以前にはアーティストとのタイアップによって「廃棄される予定のエアバッグ」を使用したコレクションを展開したことがありますが、今回のドレスについてはメルセデス・ベンツからのアナウンスがなく、よって同社とは関係なく進められたプロジェクトなのかもしれません。

On the red carpet I told them it was a car part. They said what kind and I said I don’t know, I’m not a mechanic.

Outfit by SELVA
Fashion Direction by @formichetti
photo @domenvandevelde
styling @hunterclem_
hair @HairByFrederic
make up @SarahNTannoMUA
nail @mihonails pic.twitter.com/KQsW1R6iNl

— Lady Gaga (@ladygaga) May 24, 2024

レディ・ガガは様々なクルマに乗っていたことでも知られる

なお、レディー・ガガは過去にこのW212世代のメルセデス・ベンツ Eクラス（セダン）、そしてE350を所有していたことがあり、しかし今回のドレスについてはこのバンパーが加工されていることもあってか、レッドカーペットにて「どのクルマのパーツなのか」と尋ねられた際の返答は「私は整備士じゃないからわかりません」というもの（たしかにこの部分だけではEクラスのバンパーと判断するのは難しい）。

このほか、メルセデス・ベンツW123セダン（マニアック）、フォードF150ライトニング、（初代）フォード・ブロンコ、60年代の（観音開きドアを持つ）リンカーン・コンチネンタル、シボレー ノバSS、エルカミーノ、数台のロールスロイス・ファントムやコーニッシュII、アウディR8、ランボルギーニ・ウラカン、（80年代の）アルファ ロメオ スパイダーを所有している（もしくは所有していた）ことが報じられていて、さらにかつては自身の名を冠した「ジャッロ・レディ・ガガ」なるボディカラーを持つフェラーリSAアペルタを特注したこともあり、なかなかのカーマニアということになりそうです。

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参照：Lady Gaga（Twitter）/ Jalopnik