![え?これがフェラーリ・・・?ラ・フェラーリのプロトタイプがはじめて公開され、市販モデルとのあまりの違いに驚く人続出](https://intensive911.com/wp-content/uploads/2021/10/LaFerrari.jpg)
| フェラーリがプロトタイプを公開する例は非常に少ないという |
おそらくは機能テスト用のプロトタイプだとは思われるが、あまりの「美しくなさ」がちょっと話題に
さて、スーパーカー系ユーチューバー、TheTFJJ氏がシルバーストーンで開催された「フェラーリ・レーシング・デイズ」の様子を動画にて公開。
今回の動画の目玉はなんといっても「ラフェラーリのプロトタイプ」で、これはどうやら初めて公開される車両のようですね。
加えてフェラーリがプロトタイプそのものを公開することは非常に稀だといい、よってこれは相当に珍しい車両ということになりそうです。
たしかにこの画像を見ると、「えっ、これがフェラーリ・・・?」というような異質さを持っており、美しさをもって知られるフェラーリのクルマとは思えないほどですね。
ラ・フェラーリのプロトタイプはこんなクルマ
そこで今回公開されたラフェラーリのプロトタイプですが、見ての通りボディカラーはマットブラック、そしてフェラーリを示すエンブレム類は一切ナシ。
一見するとヘッドライトのみに「フェラーリらしさ」を残すにとどまるように思えます。
![17](https://live.staticflickr.com/65535/51583622563_70f08ebc3d_c.jpg)
ただしホイール、そしてフロントフード上のエアアウトレットは「製品版」ラフェラーリに受け継がれているようですね。
![16](https://live.staticflickr.com/65535/51583402326_e506840ee4_c.jpg)
ドア形状も市販モデル同様のディへドラルドア。
この時点ではフレームの設計などが完了していたのだと思われます。
![14](https://live.staticflickr.com/65535/51582572687_df2ac64ff5_c.jpg)
リアフェンダー含むリアセクションは製品版ラフェラーリとはかなり異なるという印象。
![15](https://live.staticflickr.com/65535/51583402361_b39420e9b8_c.jpg)
リアスポイラーは「板」がニョキっと出てくる、ローマのような構造ですね。
![12](https://live.staticflickr.com/65535/51584307330_ca764f0d60_c.jpg)
リアもまた、丸いテールランプがあったとしても「フェラーリ」とは認識しづらい姿。
![11](https://live.staticflickr.com/65535/51584306805_6ea5460acb_c.jpg)
ただし、リアウインドウの形状は市販版ラ・フェラーリに近いようにも思います。
![111](https://live.staticflickr.com/65535/51584306790_7a897c99e7_c.jpg)
そのほか、会場では812コンペティツォーネの展示もなされていたようですね。
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フェラーリ・レーシング・デイズに集まったオーナーのクルマもスゴかった
そしてこちらはこのイベントのために集まったフェラーリオーナーのクルマたち。
モンツァがこれだけ集まるとは・・・。
![9](https://live.staticflickr.com/65535/51584069624_1d87bc8c40_c.jpg)
ラ・フェラーリ・アペルタも。
![8](https://live.staticflickr.com/65535/51583622163_0302ebf91b_c.jpg)
そしてこちらはワンオフフェラーリ、SP3JC。
このオーナーは、同じ仕様(しかしカラー違い)を2台同時にオーダーしており、片方は右ハンドル、もう片方は左ハンドル。
それぞれ、「右ハンドル国用」「左ハンドル国用」に注文したということになりますが、ここまでできる人はそうそういないかも。
なお、フロントノーズは「グロス(光沢)」仕上げ、そこから後ろは「マット」仕上げとなりますが、1台のクルマに「グロスとマット」を用いた最初のフェラーリだとされています。
![7](https://live.staticflickr.com/65535/51584069679_43ce903593_c.jpg)
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「ワンオフ」のはずのフェラーリSP3JCがもう一台存在!なんと同じオーナーが「右ハンドル」「左ハンドル」で一台づつ注文していた
ワンオフフェラーリを一人で二台納車されたというのは「初」 つい最近、ポップアートをモチーフとしたワンオフフェラーリ「SP3JC」が公開されたところですが、なんと「一台だけ」だと言われたSP3JCが”少 ...
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もちろん「XX」マシンがサーキットを走る
そしてもちろん、このイベントでは「XX」マシンたちが走行することになり、これはフェラーリの展開するレーシングプログラムで、しかしFIAの定めるいずれかのカテゴリに準拠しているわけではなく、「純粋に速く走る」ことを追求するもの。
![6](https://live.staticflickr.com/65535/51582572287_dfbc3c8e36_c.jpg)
これまでに「XX」モデルとしてはは599XXとFXX-K、そのアップデート版であるFXX-K EVOが投入されていますが、いずれもフェラーリがこれまで培ったノウハウが惜しみなく注がれており、フェラーリのモータースポーツ部門のバックアップのもと、常にベストなコンディションにてクルマを走らせる体制が整っています。
![5](https://live.staticflickr.com/65535/51583622263_a920d086f8_c.jpg)
そしてここから得られた情報は新車開発に生かされることになり、つまりは「自ら走ることで新型フェラーリの開発に貢献する」という、フェラーリオーナーにとってはこの上ない栄誉に浴することができるわけですね。
![3](https://live.staticflickr.com/65535/51583402146_aeac8d94d4_c.jpg)
ただ、その栄誉を手にできる人はほんの一握りで、たとえばFXX Kだと、これを購入できる顧客は「わずか30人のみ」(Google副社長もそのうちの一人)。
![2](https://live.staticflickr.com/65535/51584307055_6e911480e0_c.jpg)
なお、同じ599XXでも、ハイウイングやローウイングなどいくつかのエアロパッケージが存在する模様。
![4](https://live.staticflickr.com/65535/51583622318_4c949e359b_c.jpg)
これだけXXモデルが揃うとまさに壮観。
![1](https://live.staticflickr.com/65535/51584069884_ed447c564f_c.jpg)
フェラーリ・レーシング・デイズの様子を収めた動画はこちら
参照:TheTFJJ