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まさかの「ワンオーナー」フェラーリ365GTS/4デイトナ・スパイダーが競売に!新車時と同じマローネにブラック内装、ツールキットやバッグも付属

2023/04/25

まさかの「ワンオーナー」フェラーリ365GTS/4デイトナ・スパイダーが競売に!新車時と同じマローネにブラック内装、ツールキットやバッグも付属

| 122台のみが生産されたフェラーリ365GTS/4”デイトナ”スパイダーのうちの113台め、フェラーリ・クラシケによる認定も |

ここまでコンディションの良い、そして理想的なデイトナ・スパイダーはもう出てこないかもしれない

さて、わずか122台のみが生産されたフェラーリ365GTS/4”デイトナ”スパイダーが競売に登場。

フェラーリ365GTB/4デイトナは1968年に発表され1969年から製造が開始されたフラッグシップモデルであり、V12エンジンをフロントに搭載すしたことに起因するロングノーズが外観上の大きな特徴。

「デイトナ」はフェラーリが与えた正式名称ではなく、1967年のデイトナ24時間レースで1-2-3フィニッシュを達成したことにちなんで当時のカーメディアが名付けたものだとされ、しかし別の説では「フェラーリが意図的にその名称をリークした」というものもあるようですね。

いずれにせよ365GTB/4は「デイトナ」というニックネームで親しまれることになるのですが、1969年のフランクフルトモーターショーにて発表されたのがこの「365GTS/4」デイトナ・スパイダー。

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フェラーリ365GTS/4 デイトナ・スパイダーはこんなクルマ

このフェラーリ365GTS/4 デイトナ・スパイダーは4.4リッター・デュアルオーバーヘッドカムを採用するTipo 251 V型12気筒エンジンと6基のウェーバー製ツインチョークキャブレターを搭載して325馬力を発生。

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ただし最大の特徴はレオナルド・フィオラヴァンティによる美しい車体デザインにあり、いわばヴィンテージ・フェラーリ「最後の世代」に属します。

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幌を閉じるとこう。

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ボディカラーは工場出荷時そのままの「マローネ(106-M-73)」、インテリアはペレ・ネラ・コノリー・レザーという組み合わせ。

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全長4,425ミリ、1,760ミリ、ホイールベースは2,400ミリという今となってはコンパクトなサイズを持っています(当時は理想的とされたホイールベースを持っている)。

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このフェラーリ365GTS/4 デイトナ・スパイダーはこういった履歴を持っている

このフェラーリ365GTS/4 デイトナ・スパイダーは122台生産されたうちの113台めで、1973年4月、スイス・ジュネーブの正規輸入代理店SAVAF(Société Anonyme pour la Vente des Automobiles Ferrari)に新車で納入されたという記録が残ります。

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その後1973年4月3日に最初の、そして唯一の、そして現在のオーナーに売却されることになりますが(つまりフェラーリ365GTS/4 デイトナ・スパイダーはワンオーナー)、納車後はスウェーデンに持ち込まれることになったのだそう。

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ただ、なぜかこのフェラーリ365GTS/4 デイトナ・スパイダーは「米国仕様」を持っており、最初からそうだったのか、どこかで改装されたのかはちょっとナゾ。※メーターもマイル表示

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しかしもちろんシャシー、エンジン、トランスアクスルは一度も組み替えられていない「マッチングナンバー」を持ち、2011年11月にはフェラーリのクラシックカー部門、フェラーリ・クラシケによる認定がなされています。

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ただし保証書とも言える「レッドブック」が紛失されてしまっているので、新しいオーナーはフェラーリ・クラシケと再発行について話し合う必要があるとのこと。

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なお、シートはもちろん「デイトナ」で、年季を感じさせるものの致命的な傷みは見られず、全体的に見て良好なコンディションと言えるかもしれません。

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オプションとしては純正エアコン、AM/FMラジオと8トラックプレーヤー付きのヴォクソン・ステレオが装着され、さらには「ブリーフケース」やツールキット、レザー製ツールバッグ、スペアホイールが付属しています。

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おそらくワンオーナーのフェラーリ365GTS/4 デイトナ・スパイダーはほかに探すことが非常に難しいと考えられ、この出品物はまたとない「出物」ということになりそうですね。

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参照:RM Sotheby's

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