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あの「日本で40年間眠り続けた」幻のフェラーリ 365GTB/4 デイトナがフェラーリ博物館に展示!1,406台の生産のうち、たった一台のみアルミボディを身にまとう奇跡の個体

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あの「日本で40年間眠り続けた」幻のフェラーリ 365GTB/4 デイトナがフェラーリ博物館に展示!1,406台の生産のうち、たった一台のみアルミボディを身にまとう奇跡の個体

| オークションにて落札したオーナーがフェラーリへとレストアのために預け、”発見されたままの姿”をお披露目 |

納屋で眠りについた理由、そしてずっと手放されなかった理由、そしてついに売却された理由についてはわかっていない

さて、フェラーリが自社の運営するフェラーリ博物館(ムゼオ・フェラーリ)に「40年間納屋で放置されたフェラーリ365GTB/4 デイトナ」が展示中。

見ての通りホコリをかぶり、あちこちが破損した状態でもあるため、本来であれば博物館の展示とは無縁の存在であるはずですが、そこには「展示するだけの理由」があるようです。

その理由とは、365GTB/4の生産期間中(1969年-1973年)、唯一”スカリエッティによって製作されたアルミボディ”を持つ個体だから。※正確にいうならば、公道仕様のアルミボディはこの一台のみで、競技用としてほかに3台のアルミボディが生産されている

「日本の納屋で」発見された、あのフェラーリ・デイトナ。2.3億円で落札され365GTB/4の高額落札記録更新か

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このフェラーリ365GBB/4 デイトナは日本で長らく保管されていた

このフェラーリ365GTB/4 デイトナの存在が明らかになったのは2017年で、オークションハウスであるRMサザビーズが「未清掃、ホコリつき」で出品したことで大きな注目を集め、1,807,000ユーロ(現在の為替で約2億6000万円)にて落札されています。※おそらくはデイトナ史上最高額

高額落札に至った理由はもちろん「(1,406台が生産されたうち)世界に一台しかない軽量仕様を持っている」ためですが、このフェラーリ365GTB/4デイトナにつき、まず1969年にボローニャにあるフェラーリのディーラー、Motor S.p.A di Carla Allegrettiが最初の顧客へと販売し、その後エンツォ・フェラーリの友人でもあったルチアーノ・コンティ氏(オートスポーツ誌創業者)へと同年に譲渡され、1970年にヴェローナ在住のグイード・マラン氏へ、そして一ヶ月後にレヴェンナに住むカルロ・フェルッツィ氏の手にわたり、その後1971年に日本へと輸入されています。

Ferrari-365-GTB4-Daytona (2)

シャシーナンバーは12653、デイトナとしては「30番目」の生産で、ボディナンバーは32、生産されたのは1969年6月。

ヘッドライトはプレクシグラス(樹脂)でパワーウインドウつき、ボディカラーはロッソ・キアロ、インテリアはネロ(ブラック)レザーという仕様を持っています。

日本に輸入されたのち、1972年のカーグラフィック誌でも紹介(調べたところ1月号にフェラーリ365GTB/4の特集がある。日本人オーナーの名前も判明している模様)されていて、日本国内でも3名のオーナーが変わったそうですが、なぜか(日本での)最後のオーナーはこのフェラーリ365GTB/4を40年間も納屋にて保管することに。

ただ、それでもこのクルマの存在は一部のコレクターの間では有名だったといい、何度か複数のコレクターが買い取りを申し出るも、いずれも実現することはなかった、と報じられています。

Ferrari-365-GTB4-Daytona (4)

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いったいなぜこのフェラーリ365GTB/4 デイトナは納屋で眠りにつくことになったのか

なぜそのオーナーがこのフェラーリ365GTB/4をずっと手放さなかったのか、そしてなぜ2017年に売却を決めたのか、途中までは詳細な記録があったのになぜ途中からそれが途切れたのか、そしてそもそもどうして納屋で眠りにつくことになったのかはまったくわかりませんが、売却時の走行距離は36,390キロ、そして未レストア、さらにすべてが当時の仕様を維持している、とのこと(未改造)。※こういったミステリーがこのフェラーリ365GTB/4の魅力を高めていることには違いない

Ferrari-365-GTB4-Daytona (3)

なお、今回の展示について、フェラーリのクラシックカー部門である「フェラーリ・クラシケ」が”レストアに入る前の最後の姿”をお披露目するもので、上述のオークションにて落札した現在のオーナーがフェラーリに貸し出すことによって実現したものだと紹介されています。

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参照:Musei Ferrari 

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