香港限定、「香港レーシングタクシー」ミニ四駆を買ってみた。香港の風物詩として馴染み深いあのタクシーがオーバーフェンダーで武装して「スーパータクシー」に

｜　香港をよく知る人にとって、この製品は非常にユニークなものとして目に映るはずだ　｜

できれば他のカラーもラインアップしてほしいものである

さて、香港にて「香港タクシー（HK Taxi）」のミニ四駆を購入。

これは香港限定版だそうで、現地での（おそらく中国）パートナー、偉高（Weigo）模型が香港のフラッグシップストアを開店した際の記念として発売された特別モデルだと聞いています。

そして「特別」「限定」という言葉に弱いぼくはさっそくこれを購入してみたというわけですね。

タミヤ ミニ四駆「香港レーシングタクシー」はこんな仕様を持っている

そこでこの「HONGKONG RACING TAXI」がどんな製品なのかを見てみると、その名の通り単なる「香港タクシー」ではなく「香港レーシングタクシー」。

よって前後ワイドフェンダーに加えてボンネットにはダクトが装着されるなど「まさにレーシング」。

ボディ本体はこう。

ちゃんとオーバーフェンダーがついてます。

ルーフは別体式で・・・。

ホイールはメルセデスAMG「モノブロック」風のディッシュ。

そしてこちらはデカールキット。

香港のタクシーの多くは日本からの「輸入」である

ちなみに香港のタクシーの多くは日本からの輸入車となっていて、地域によっても異なるものの、多くはこの「赤い車体（ほかにグリーンなどもあるが、基本的にはルーフのカラーが異なるツートンカラーである）」。※香港はイギリス領であったこともあり、日本と同じ通行区分

そしてそのうちのまた多くは日本のタクシー会社からの払い下げの中古車であり、よって時々「日本で使用されていたときのままのステッカーがウインドウに貼ってある」ことも。

そのほか、最近増えているのがJPN TAXI（ジャパンタクシー）。

そしてフォードの車両も一時期増えたものの、最近はやや減っているように思えます。

とにかく、香港のまちなかの写真を撮ると「どこかに必ず写り込んでいる」ほど多くが走っているのがこの香港タクシーであり、ある意味では「香港名物」といって良さそうですね。

ただし改造の自由は認められていないと見え、どの車両も同じなので、よってこの「香港レーシングタクシー」のような車両が実際に存在すれば、また街の風景も違って見えるのかもしれません（同じ中華圏でも、台湾ではタクシーに個性があり、大きなウイングを取り付けたランエボのタクシーを見たことがある）。

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