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フェラーリ・プロサングエをオフローダーへと改造し、過酷な「パンアメリカン・ハイウェイ」に挑む男が登場。ジャングル、革命組織、不発弾といった障害を乗り越えゴールを目指す

フェラーリ・プロサングエをオフローダーへと改造し、過酷な「パンアメリカン・ハイウェイ」に挑む男が登場。ジャングル、革命組織、不発弾といった障害を乗り越えゴールを目指す

Image:delta4x4

| この競技は「舗装路と未舗装路」とで構成され、(フェラーリでは)プロサングエにしか走れない競技でもある |

ただしそのオフロードセクションの過酷さはハンパない

さて、先日「要望があれば、フェラーリ・プロサングエをハードなハードなオフローダーに改造する」とアナウンスしたオフロード車専門ショップ「デルタ4x4」。

そして今回は実際に(ライトながら)オフロード仕様に換装したプロサングエを公開し、伝説的なパンアメリカン・ハイウェイ走破に挑むと発表しています。

オフローダー専門ショップがフェラーリ・プロサングエの「オフロードコンバージョン」を発表。オーナーからの依頼があれば実際に製作を行うもよう
オフローダー専門ショップがフェラーリ・プロサングエの「オフロードコンバージョン」を発表。オーナーからの依頼があれば実際に製作を行うもよう

Image:delta4x4 | 本当にフェラーリ・プロサングエに手を入れてしまうオーナーはいないと思われるが「ゼロ」ではないだろう | できれば実際にこのカスタムを行なった車両を見てみたいものである ...

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「オフロード」プロサングエはこんな仕様を持っている

そこで今回公開された「オフロード」プロサングエを見てみると、デルタ4x4オリジナルの「フォースライト・ビードロック」ホイール、そしてBFグッドリッチ製のオフロードタイヤを装着していることが明かされています(その他の改造は不明)。

デルタ4x4によると、このビードロックホイールは「軽量で極端な負荷にも耐えられる設計」を持ち、「過酷なオフロードアドベンチャーのために特別に設計された革新的な構造、軽量デザイン、高い耐久性を誇る」とのこと。

そしてこのプロサングエをオーダーしたのはソーシャルメディア上で@sammyautotesterとして活動している人物だとされ、このオーナーが実際に競技へと挑むことになりそうですね。

パンアメリカン・ハイウェイとはなんぞや

このフェラーリ・プロサングエが挑む パンアメリカン・ハイウェイ は、南米アルゼンチン最南端から北米アラスカのプルドーベイまでを結ぶ長大なルートを走る競技であり、ほとんどの区間は舗装された高速道路やフリーウェイではあるものの、ウルグアイのモンテビデオ、コロンビア、チリなどの地域では”厳しい”道が続くのだそう。

特に ダリエン・ギャップは、パナマとコロンビアの間に位置する 66マイル(約106km)の未開通区間 であり、ここを突破するのは非常に困難だとされていて、 山岳地帯、ジャングル、湿地 から構成されており、さらに以下の危険が潜んでいるようですね。

  • 猛毒を持つ生物(フェルデランス(毒蛇)、ブラジリアン・ワンダリング・スパイダー、黒サソリ、ワニなど)
  • 革命系武装組織や人身売買組織
  • 冷戦時代の不発弾

こういった危険なルートを走るのがパンアメリカン・ハイウェイではありますが、過去には、レンジローバーやジープなどの本格的なオフローダーを使ってこのエリアを越えようとした冒険家もいたものの、もちろんフェラーリでこのルートを踏破しようとした者は「皆無 」です。

実際にこのフェラーリ・プロサングエがパンアメリカン・ハイウェイを走破できるかはわからないものの、いままでにフェラーリが走ったことのない道に挑み、そして競技を戦うというところには大きな注目が集まります。

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参照:Delta 4x4

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