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シャオミSU7 ウルトラにオプション設定される「24金バッジ」が盗まれ転売される案件が確認される。なお「すでに偽物の」金バッジが販売されるなどSU7フィーバーは収まりそうにない

Image:Xiaomi

| この「金銭」に対する執着こそが中国の原動力なのかもしれない |

それにしても「どんなことでも商売にしてしまう」姿勢には脱帽である

さて、シャオミSU7 ウルトラには「初回生産限定」のオプション、「24Kゴールドバッジ」が用意されていますが、今回そのバッジを装着した車両からバッジが盗まれるという事件が発生。

ちなみにこれは「メッキ」なので、ここに含まれる金の価値はさほど高くはなく、日本円換算で4500円ほどとされるものの、中古市場では「3万円くらい」にて取引されているのだそう。

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シャオミSU7 ウルトラのゴールドバッジは登場時から「盗難」が懸念される

この「ゴールドバッジ」はSU7 ウルトラの発表時にアナウンスがなされたもので、もちろんこの際には「バッジが盗まれ転売されるのではないか」という懸念がすぐにネット上にて広がり、それに対してシャオミCEO、雷軍氏は中国のSNS「Weibo」で以下のようにコメントすることに。

「バッジに使われている金は非常に薄い層です。皆さん、盗もうなんて考えないでください。この程度の金のために法を犯す価値はありません。」

しかし残念ながら、今回中国のSNS「小紅書」に投稿された画像ではバッジがもぎ取られたシャオミSU7 ウルトラを確認でき、この事件によってオーナーが被害を被ったのはもちろん、他のオーナーたちの間でもバッジの安全性に対する懸念が高まっているというのが現在の状況です。

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Image:Xiaomi

なお、上述の「4,500円くらい」というのは、あるブロガーが実際にこのエンブレムを金工房に持ちこんで溶かした結果、「おおよそ0.3gくらいの金が含まれている」という事実を発見したところから来ているといい、このブロガーも「そこまでよくやったな」という印象(もちろんバズを狙っての行動だと思われる)。

いずれにせよ、中国最大級の中古品取引プラットフォーム「閑魚」では、実際にシャオミSU7ウルトラの24Kゴールドバッジが販売されていることが確認されており、その価格は金の価値を大幅に上回る「3万円程度」が相場となっていて、この「上乗せ分」がシャオミのブランド価値、そして初回生産モデル楢葉の「希少性」なのかもしれませんね。※さすが中国だけあって、すでに偽物の「SU7用金バッジ」も登場している

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参照:CarNewsChina

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