
| 最新「XX」モデルが放たれる日も近そうだ |
制限のない世界でポテンシャルをフルに発揮するF80には期待がかかる
フェラーリが世界中に鮮烈なインパクトを与えた最新の最高峰ハイパーカー「F80」。
その走りを公道からサーキットへと解き放つ特別プログラムモデル「F80 XX」の開発テストがいよいよ佳境を迎えていると見え、ポルトガルのポルティマオ・サーキットでの目撃に続き、今回はフェラーリの聖地の一つであるイタリアのイモラ・サーキット(アウトドローモ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ)にてテストカーがキャッチされることに。
SNSを中心に話題を呼んでいる最新映像から、トラック専用マシンとして圧倒的な存在感を放つその最新の姿を見てみましょう。
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フェラーリ「F80XX」?リアに巨大ウイングを装着しサーキットにて極秘テストを行うナゾのF80が捕捉される
Life in the FAST LANE. | 「XX」プログラムの意図を考えるならば、新世代のフェラーリであるF80ほど適任者はいないであろう | そしてここから様々な技術的フィードバックがなされ ...
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この記事の要約
- フェラーリの新型フラッグシップハイパーカー「F80」のトラック専用モデル「F80 XX」がイタリアのイモラ・サーキットでテスト走行している様子が捕えられる
- ポルトガル(ポルティマオ)でのテストに続き目撃されたテストカーは、大型フロントスプリッターやカナード、スワンネック型リアウイングなど、極限まで高められた空力装備を装着
- 仕様の詳細は非公表ながら、公道仕様(1,200馬力)をベースとし、さらなる軽量化とダウンフォースの増強、足回りや排気系のレーシングチューンが施される見通し
フェラーリ「F80 XX」スパイショットの概要
今回イモラ・サーキットで目撃された「F80 XX」は公道走行用モデルである「F80」をベースとし、フェラーリの限定サーキット走行専用プログラム「XXプログラム」向けとして開発が進められているサーキット専用ハイパーカー。
重厚なカモフラージュ(偽装)が施されているものの、そのシルエットは標準のF80とは明らかに異なる過激なエアロパッケージへと進化しており、フロントからリアに至るまで、限界域でのダウンフォース獲得を追求した空力パーツが各所に配置されています。
特徴・スペック・デザイン
「XX」の称号を授けられたことで、公道走行のための法規制や快適性の制約から解き放たれたF80 XXには、モータースポーツ直系の空力パッケージが凝縮されていて・・・。
- 過激さを増したエアロダイナミクス:フロントには大型化された専用スプリッターに加え、バンパー両脇に可変空力を助けるカナード(フリックボックス)を追加。フェンダー上部にはタイヤハウス内のエアプレッシャーを逃がすルーバー(エアアウトレット)が設けられる
- 大型スワンネック・リアウイングの装備:リアエンドには、標準F80の可変リアスポイラーに代わり、WEC(世界耐久選手権)を戦うレーシングマシン「499P」を彷彿とさせる大型のスワンネック型固定式リアウイングをセット。ルーフにはエアインテークやシャークフィンが配され、リアディフューザーも大幅に拡張されている
- パワートレインと足回りの予想:パワートレインには、3.0L V6ツインターボエンジンにフロントエレクトリックアクスルを組み合わせたハイブリッドシステムが継承される見込み。レーシングマフラーの採用によるエキゾーストノートの全開化やギア比の設定変更、ワイドな減衰力調整が可能なレーシングサスペンションの導入が予想される
| 項目 | F80(公道仕様・ベースモデル) | F80 XX(サーキット専用・開発中) |
| パワートレイン | 3.0L V6ツインターボ + 3モーターハイブリッド | 3.0L V6ツインターボ + 3モーターハイブリッド(レース専用調律) |
| システム最高出力 | 1,200 hp | 1,200 hp以上(または同等出力で軽量化・レスポンス向上) |
| リアエアロ構造 | アクティブ(可変)リアウイング | スワンネック型 大型固定式リアウイング |
| 車両仕様 | 公道走行可能(ナンバー取得可) | サーキット走行専用(ナンバー不可) |
| 主な空力装備 | Sダクト、アクティブGurney、ディフューザー | 大型スプリッター、カナード、フェンダールーバー、シャークフィン |
競合比較・市場でのポジショニング
フェラーリの「XXプログラム」はFXX、599XX、FXX-Kといった歴史的名車が名を連ねる「超限定の顧客参加型開発プロジェクト」。
選択された限られた顧客のみに販売され、世界各国のサーキットで開催される専用イベントで走行データを収集し、将来のフェラーリ車へと技術還元されるという仕組みを持っています。
競合となるアストンマーティン「ヴァルキリー AMR Pro」やポルシェ・マクラーレンの最上級トラック専用ハイパーカーと比較しても、WEC(ル・マン24時間)での勝利で証明されたV6ハイブリッド+4WD技術をそのままフィードバックしている点がF80 XX最大の強みであると考えられます(この4WDシステムが取り外されていなければ、XXマシンとしては初の四輪駆動となる)。
フェラーリの「XX」血統がもたらす新しい気付き
一般的なハイパーカーが「最高出力の馬力競争」に終始しがちな中、フェラーリの「XXモデル」が最も追求しているのは「圧倒的なダウンフォース量とコーナリング性能」であり・・・。
- ダウンフォースによる走りの次元の壁:標準のF80自体が250km/h走行時に1,050kgという巨大なダウンフォースを発生させるものの、固定式大型ウイングとスプリッターを備えたF80 XXはそれを遥かに凌駕する数値を叩き出すと予想される
- サウンドと軽量化へのアプローチ:排ガス規制や騒音規制から解放されるサーキット専用車だからこそ、触媒のストレート化や遮音材の全面撤去が可能となり、V6ツインターボでありながら、レーシングカーそのままの官能的なエキゾーストノートを響かせる点も見逃せない要素である
そしてなにより、フェラーリ「XX」プログラムはいかなる(モータースポーツ上の)制約も受けず、自由に次世代につながる技術を開発できるため、ここで生まれ実証されたテクノロジーが市販車に生かされることを期待したいと思います。
結論
イタリアのイモラ・サーキットで姿を現した「フェラーリ F80 XX」は公道用ハイパーカーの枠組みを超えた、真のモンスターマシンの誕生を予感させるもの。
テストの進展やこれまでの限定モデルの傾向から見ても、近い将来フェラーリから正式にお披露目がなされることが期待され、モータースポーツ直系の技術が惜しみなく注ぎ込まれたことにより今後どのようなタイムとパフォーマンスを披露してくれるのか(そしてこの”ストラダーレ”バージョンが発売されるのか)、世界中のファンやコレクターからの注目が集まっている、というところかと思います。
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参照:imola_spotting(Instagram)











