なんと生産わずか3台(プロトタイプ除く)のランボルギーニ・ヴェネーノの新車が販売中。
2012年に発表され、新車価格3億6000万円と言われましたが、今回販売されているのは800万ユーロ(邦貨換算で10億5000万円)。
販売者によると走行わずか180キロで公道、もしくはサーキットで走行したことはなく、価格は「交渉可能」とのこと。
ヴェネーノは3台生産されたうち、いずれの個体もボディカラーはこの「メタリックグレー」。
ただしボディ下部のエアロパーツに入るアクセント(ライン)が3台それぞれ「レッド」「グリーン」「ホワイト」と割り当てられており、3台揃うと「イタリアントリコローレ」となる構成です。
販売サイトに掲載されている画像が、今回販売されるヴェネーノ「そのもの」なのかは不明ですが、もしそうだとすると「レッドのアクセント」なので持ち主はアントワーヌ・ドミニク氏(ランボルギーニのディーラー経営者)ということに(このディーラーはロングアイランドにあり、今回販売している情報中にも「車両の所在地はロングアイランド」とあるので”間違いなさそう”)。
なおグリーンはスーパーカーコレクターのクリス・シン氏、ホワイトは中東のオーナーに販売されたと言われますが、この「ホワイト」アクセントは日本のスーパーカーディーラーが14億円にて過去に販売していたことがあり、それを考えると今回の「10億円オーバー」もさほど高い額ではないのかも知れません。
ランボルギーニ・「ヴェネーノ」はアヴェンタドールをベースとしており、エンジンはもちろんV12自然吸気。
出力は740馬力となっており、ヴェネーノ「クーぺ」が販売されたのちにヴェネーノ「ロードスター」が9台限定で販売されています。
「ロードスター」の方はボディカラーを自由に選べるようで、マットブラック、マットホワイト(なぜかマットが多い)といった個体が目撃されていますね。