| ランボルギーニ・ウルスはかなり速かった |
ランボルギーニ・ウラカン、そしてウルスという「同門」対決。
しかしながら両者に共通する部分は「4WD」ということくらいで、そのほかは何もかもが異なる、というクルマたちでもありますね。
エンジンについてはウラカンが5.2リッターV10自然吸気、ウルスは4リッターV8ターボ。
その搭載位置についてもウラカンはミドシップ、ウルスはフロントとなっています。
両者の性格はまったく異なる
なお、エンジン出力についてウラカンは610馬力、ウルスは650馬力。
数字上の差は40馬力ですが、ウルスの場合は「ターボ」なのでそのトルクは「モリモリ」。
ランボルギーニ自身、2.2トンのウルスを加速させるにはターボエンジンのトルクが必要不可欠、と述べているほどですね(ウラカンの重量は1420キロ)。
なお、公式な0-100キロ加速の数値としてはウラカンが3.2秒、ウルスが3.6秒、と公表されています。
レースは4本勝負
なお、動画ではウルスとウラカンの対決は「4本勝負」。
一本目はローンチコントロール作動、二本目はローンチコントロールなし、三本目と四本目は(走行しながら加速する)ローリングスタート。
一本目、「ローンチコントロール作動」ではなぜかウラカンが出遅れ、なんとウルスがはるか彼方に先行する結果に。
どうしたウラカン!
ただし二本目以降はウラカンの「全勝」。
このあたり、やはり軽さがモノを言うと考えて良さそうですが、ウルスの速さにも驚かされ、そのあたりさすが「世界最速SUV」を標榜するだけはありますね。
これまでのドラッグレースを見ていると、勝敗を決するのは「4WD」と「ターボパワー」「ミドシップ(もしくはリアエンジン)。
そこに軽さという要素が加わりますが、この3つを備えるクルマはだいたい速い傾向にあるようです。
マクラーレン720SはRWDではあるものの、トラクションコントロールの素晴らしさ、そして強烈なターボパワーによって出だし、後半からの伸び両方にて優位に立っているようですね。
それでは動画を見てみよう
こちらがウラカンとウルスとの異種間対決、「DRAG RACE! LAMBORGHINI URUS VS HURACAN!」。
ほかにもある、ランボルギーニ・ウラカンのドラッグレース対決動画
ウラカンは4WDということもあり、ドラッグレースでは比較的強みを発揮するモデルということもあって比較的ドラッグレーサーには人気のモデル。
「伸び」重視でターボをインストールするチューナーも多いようですね。
こちらはウラカン、そしてハードコアモデルのウラカン・ペルフォルマンテとの対決。
とにかく速い、マクラーレン720Sとの対決動画。
まずマクラーレン720Sに勝てるクルマは存在しなさそう。
コルベット最強モデル、ZR1との対決。
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