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まさかのランボルギーニ本家から「ウラカンのオフローダー」、Huracan Sterratoが発表。車高47ミリアップ、オーバーフェンダーで武装

2019/06/05

| たしかに以前から「ウラカンのオフローダー」はウワサされていた |

ランボルギーニが突如として「ウラカンのオフローダー」、”Huracan Sterrato(ウラカン・ステラート)”を発表。

これは市販を考えたものではなく”ワンオフのコンセプトカー”だと説明されていますが、ランボルギーニは過去に「ウラカンのオフロードモデルを検討中」と報じられたこともあり、あながち「市販されないとも言えないな」とも考えています。

ウラカン・ステラートはまるで「もしも系レンダリング」のようだ

なお、スポーツカー/スーパーカー×オフローダーというのはCGアーティストが好むモチーフで、これまでにもポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニ、マクラーレンなどがバーチャルにて「オフローダー化」。

しかし今回はランボルギーニ本体がウラカンをオフローダー化したということになり、「空想が現実になった」という印象も。

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今回発表された一連のオフィシャルフォトを見ると、ウラカンEVOをベースに車高を上げ、オーバーフェンダーを装着し、タイヤをよりファットなもの変更し、フロント/サイド/リアにスキッドプレート調の加飾を施し、フロントやルーフにLEDライトバーを追加した、というのが主な変更点のようですね。

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そして「ウラカン×オフロード」というところでは、ユーチューバー、アレックス・チョイ氏が少し前にカスタムした「ウラカン・ユニコーンV3」に近いイメージも。

なおウラカン・ステラートのエンジンはウラカンEVOと同じ5.2リッターV10/640馬力、駆動方式ももちろん4WD。

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車高の上昇幅は47ミリ、前後トレッドのワイド化は30ミリだそう。

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今回はインテリアの画像が公開されていないものの、ランボルギーニいわく「スポーティーなオフロードインテリア」を持ち、チタン製ロールケージや4点式シートベルト、アルミ製のフロアパネル、カーボンシェルを持つシートが与えられている、とのこと。

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現時点でこのウラカン・ステラートの市販化は「考えていない」ようですが、現在ランボルギーニの属するフォルクスワーゲングループは、以前より「スポーツカーとオフローダー」とのハイブリッドモデルに強い興味を示しており、今回のウラカン・ステラートに対する反応次第では「市販化に動く」かもしれませんね。

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フォルクスワーゲングループは過去にこんな「スポーツカー×オフローダー」を作っている

そしてVWグループがこれまでにリリースした「スポーツカー×オフローダー」だと、もっとも新しいものでは「ケイマンGT4ラリー」。
これはレース用のみながら、実際に市販化に至っています。

「100台の注文が集まれば生産する」とされたポルシェ・ケイマンGT4ラリー。718ケイマンGT4クラブスポーツをベースに生産決定

そのほか、アウディの発表したコンセプトカー「ナヌーク」といったクルマも。
これは先代アウディR8をベースに作られたもので、今回のウラカン・ステラートによく似た手法が用いられています。

そしてこちらはナヌークの「イタルデザイン」版、パルクール。
イタルデザインは現在フォルクスワーゲン傘下にあり、ランボルギーニがその株式を保有しています。

そしてフォルクスワーゲン自身、「コンセプトT」を公開したことも。

こんなコンセプトカーもあった。”オフロード・クーペ”、VWコンセプトT

こういった、他のメーカーやブランドでは見られない傾向を持つのがフォルクスワーゲングループですが、これらを見ると「ウラカン・ステラートが市販化される可能性もゼロではないだろう」と考えたりします。

VIA: Lamborghini


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