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ランボルギーニの新型ハイパーカー「LB48H」の予想レンダリング。どこまでテルツォ・ミッレニオに近づけるかを考える

2019/08/29

| そもそもテルツォ・ミッレニオとアヴェンタドールとは構造的関連性がない |

ランボルギーニはフランクフルト・モーターショーにて、その新型ハイパーカー「LB48H(仮称)」を発表すると予告していますが、その予想レンダリングが公開に。

このLB48Hは「アヴェンタドールをベースとしたハイブリッド」「コンセプトカー、テルツォ・ミッレニオ風のデザインになる」ということまでは明らかになっているものの、そこから先はいっさい不明です。

果たしてどこまでテルツォ・ミッレニオまで近づける?

なお、先日公開されたLB48Hの公式ティーザー画像はこちら。
そのディティールは把握しづらく、しかしテルツォ・ミッレニオに酷似したヘッドライト(もしくはデイタイムランニングランプ)が確認できますね。

ランボルギーニが新型ハイパーカー「LB48H(仮)」のティーザー開始。ハイブリッド、1000馬力級、価格は2億7000万円とのウワサ

そこで気になるのが、いったいどこまでテルツォ・ミッレニオに近づけるのか?ということ。
ちなみにテルツォ・ミッレニオは、アヴェンタドールの直接の後継ではなく、「次の1000年」つまりはるか先をイメージしたコンセプトカー。

よってアヴェンタドールとは直接の関連性を持たず、パワートレーンも「ピュアエレクトリック」という想定です。

モーターはおそらく前後アクするに搭載されると思われますが、バッテリーは「ボディパネルに織り込む」という特殊な構造を持っており、そのため設計重度はかなり高そう。

そして、アヴェンタドールに比較すると、極端なキャブフォワードデザインを持っていて、つまり運転席がかなり前にある、ということもわかりますね。

そしてこちらがアヴェンタドールSロードスター。
フロントからAピラーにかけてのラインはテルツォ・ミッレニオと大きく異なり、しかしこれを現実的にテルツォ・ミッレニオに近づけるのは難しそうです。

実際にそれを行うとなると大きな構造変更が必要となり、様々な基準に準拠するのが難しくなる、ということも容易に想像できますね。

こちらはフロントから見たテルツォ・ミッレニオ。
そもそもキャビンの構造がアヴェンタドールと全く異なるクルマであるということもわかります。

今のところ有力顧客に公開されたのは「モデルカー」のみだと言われ、完成状態を知るのはランボルギーニ本社の一部、また注文した顧客の一部だと思われますが、テルツォ・ミッレニオはランボルギーニの新任デザイナー、ミッチャ・ボルカート氏キモ入りの作品だけに、なんとか再現性を高めたい、と考えているのかもしれませんね。※アヴェンタドールのデザインは、前任者であるフィリッポ・ペリーニ氏による

VIA: CarLifestyle

他にはこんなLB84Hの予想レンダリングも

なお、今回のCarLife StyleのほかにもランボルギーニLB48Hの予想レンダリングが公開されたことも。
こちらはアヴェンタドールの構造をそのまま採用し、外板をテルツォ・ミッレニオ風としたものですね。

ランボルギーニの新型限定ハイパーカー「LB48H」はこうなる?予想レンダリングが公開

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