| このカラーリングは新しい |
ランボルギーニ・ウラカンのエアロパーツも発売しているデューク・ダイナミクス(Duke Dynamics)が今回、アヴェンタドール用のエアロパーツを公開。
現時点では開発中となるものの、画像を見るに完成は「時間の問題」だと思われます。
なお、アヴェンタドールは発売開始から「年々販売を伸ばしている」という不思議なモデルであり、2018年も2017年比で3%販売を伸ばし、トータルで8,300台を納車済み(ディアブロがライフサイクル通じ3,282台、ムルシエラゴが4,099台であったこと考えると、アヴェンタドールは驚異的な販売台数であることがわかる)。
そのデザインはチェンテナリオ、アヴェンタドールSVJ風
そして画像を見る限りでは、エアロキットのデザインは(ランボルギーニ創業者、フェルッチオ・ランボルギーニ生誕100周年記念の)チェンテナリオ、加えてアヴェンタドールSVJ風。
多くのクルマにおいて、車外エアロパーツというとそのチューナーもしくはショップのオリジナルデザインが採用されるものですが、ランボルギーニの場合は「ランボルギーニのスペシャルモデルのデザインがコピーされることが多い」ように思います。
つまり、それだけランボルギーニ内製デザインが優れている、ということなのでしょうね。
なお、デザイナーはマリウス・ドゥミトラスキュ氏だとされ、実際にランボルギーニの限定シリーズにインスパイアされた、ともコメント。
ただしリアディフューザーと繋がったフィンのカラーは「イタリアントリコローレ」で、これはランボルギーニにも見られない新しい手法ですね。
フロントバンパーやスプリッターはアヴェンタドールSVJ風、フロントフードはウラカン・スーパートロフェオEVO風、そしてサイドのエアインテークやサイドウイング、そしてリアウイングの付け根もアヴェンタドールSVJ風(シングルからダブルへ変更されている)。
なお、フロントフェンダーは片側5センチ、リアフェンダーは片側6センチワイドに。
なお、これらワイドフェンダーは「純正との入れ替え」となり、(リバティーウォークのオーバーフェンダーキットのように)純正フェンダーをカットせずに済む、とのこと。
つまりは不可逆的改造を行う必要はなく、いつでももとに戻せる、ということを意味します。
加えてこれらエアロパーツはアヴェンタドール、そしてアヴェンタドールS両方に対応が可能。
エアロキットはこんな感じで16ピース構成。
これらパーツを装着するとこういった感じですが、オートクレーブによって焼成されたカーボンファイバー、もしくはFRPを選択可能。
エアロパーツの設計においては3Dレーザースキャニング、3D-CAD、CNC技術を使用し、最高レベルの品質を確保している、とのこと。
なお、ワイドボディ化によってホイールの幅(もしくはオフセット)を変更する必要もあり、オプションにてディープリムホイールも用意されているようですね。
素材によっても価格は変わってきますが、おおよそ380万円〜550万円とのことで、この価格でこのルックスが手に入るのであれば「安いもの」かもしれません。
なお、こちらは「開発中」のエアロパーツを組んでみたもの。
レジン製のガレージキットのような雰囲気もありますね。