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ランボルギーニが「アマゾン・アレクサ」をフルに搭載する”初”の自動車メーカーに!アマゾンはBMW、FCAとも提携を行い自動車産業へと進出

2020/01/09

| これはかなり便利そうだ |

ランボルギーニが「ウラカンEVO」にアマゾン・アレクサ(amazon Alexa)」を搭載し、車両をフルにコントロールする初めての自動車メーカーになった、と発表。※参考までにアップルカープレイを最初に搭載した自動車メーカーはフェラーリ
これはラスベガスで開催される家電見本市”CES”開催にあわせて発表されたもので、公開された動画を見ると様々な機能をコントロールできるようですね。

なお、アマゾンはCESにて「最大」のブースを構え、自動運転やコネクテッドカー、EV等の自動車(輸送機器)分野にて優先的地位を確保するための構想を公開していますが、今後は自動車産業に深く関わってくることになるのかもしれません。

アレクサが搭載されるとどんなことができるのか

今回ランボルギーニが配信した動画を見ると、ウラカンEVOにおいては、(オプションの)アンビエントライトのカラーを変更したり、ガレージの自動ドアを開けたり、エアコンの温度設定を変えたり、インフォテイメントシステムの表示を変えたりと実に多彩。

ぼくは自宅でアマゾン・アレクサ(スマートスピーカー)を使用していますが、自宅だと「家電に繋げない限り」はできることが少なく、(アレクサ単体で)音楽を聞いたり天気予報を聞いたりニュースを聴くくらい。
ですがウラカンEVOだと車両の(運転以外の)ほとんどの機能がもともとアレクサとつながっているためにこれらの設定を変更でき、非常に有用だと思います。

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イメージ的にはメルセデス・ベンツの搭載するMBUX(ハイ、メルセデスのアレ)と同じものだと考えて良さそうですが、ランボルギーニはこれを自社で開発するのではなく、アマゾンのプラットフォームに「乗っかった」ということに(コストの節約)。

なお、アマゾンは今後車載サービス事業を拡大するとも発表済み。
多数の自動車メーカーと提携するという性質上、おそらくは機能向上やノウハウ蓄積という点においてアマゾンがリードするのは間違いなく、自動車メーカー単体でこういったAIを開発するより、アマゾンに開発を一任してしまって「自動車メーカーはそれを積むだけ」のほうが効率的なのでしょうね。

ランボルギーニのほかにアレクサが搭載されるクルマは?

そして今回、ランボルギーニのほかにアレクサを搭載するクルマとして発表されたのがリビアン。
これは電動SUVを2021年に発売する新興企業で、アマゾンはこの会社へと7億ドルを投資しており、北米では「配達用のクルマ」として10万台を導入する、とも伝えられています。

【動画】この発想はなかった!米EVスタートアップ、リヴィアンが「その場でくるくる回転できる」タンクモードを披露(ただしいつ使うのかは不明)

このほか、アマゾンはBMWそしてFCA(フィアット・クライスラー・オートモビルズ)とも提携したことをCESの場で公表しており、こちらの提携内容はまず「動画配信」から。

Fire TVの車載版、Fire TV Edition for AutoをBMWそしてFCAのクルマに順次搭載してゆくことになるそうですが、アレクサも利用可能だと報じられています(ただし車両機能のコントロールはできず、Fire TV関連機能の操作のみにとどまると思われる)。

VIA:Lamborghini, Reuters

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