【動画】ニュルでのライバル、ポルシェ911GT2RSとランボルギーニ・アヴェンタドールSVJが加速競争をしたらこうなった！

｜　ボクはポルシェとマクラーレンより速いクルマはないと信じている　｜

さて、ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJとポルシェ911GT2RSとの加速競争動画が公開に。

なお、この両者はニュルブルクリンクでも熾烈な争いを繰り返したことがあり、まずはポルシェ911GT2RSがニュルブルクリンクにてトップタイムを記録した後にアヴェンタドールSVJがこれを更新。

さらにその後、ポルシェはマンタイ・レーシングによってカスタムされた911GT2RS"MR"を持ち込んでまでニュルブルクリンクでの記録を書き換えてて「意地」を見せており、このほかにもポルシェとランボルギーニは「抜きつ抜かれつ」の争いをニュルブルクリンクにて繰り広げているワケですが、とにかく両者は「因縁浅からぬ関係」ということになりますね。

外観だけだとランボルギーニのほうが速そうだが

なお、外観だけを見た場合、アヴェンタドールSVJに限らず、ランボルギーニのクルマはいずれもエクストリームなので、ほとんどの人は「ランボルギーニのほうが速い」と思うかもしれません。

ただ、ランボルギーニを3台、ポルシェを5台乗り継いだ身としては、どちらが速いかと聞かれると「絶対にポルシェ」と答えます（そこに迷いはない）。

そしてランボルギーニがポルシェに挑んで勝てるわけはないだろうというのがぼくの認識でもあり、経験上、速く走ろうと思うならば、ポルシェかマクラーレン以外の選択肢を思いつかない、とも考えています。

両者のスペックを見てみよう

ちなみに両者のスペックはこんな感じ。

ポルシェ911GT2RSは3.8リッターフラット6ツインターボ/700馬力、駆動輪は後輪のみ、車体重量は1,470kg。

対するランボルギーニ・アヴェンタドールSVJは6.5リッターV12/770馬力、駆動方式は4WD、車体重量は1,575kg。

なお、ドライバーはフォーミュラEに参戦中のダニエル・アプト、そして車両提供者のGERコレクター氏（顔出しNGなのでヘルメットをかぶっている）。

このGERコレクター氏は目をみはるコレクションを所有していることでも知られ、様々なユーチューバーの動画に登場していますね。

実際に走ったらこうなった

そして動画では静止状態、ローリングスタート両方にてテストを行うことに。

静止状態からだと、スタート直後ではアヴェンタドールSVJが4WD）のメリットを生かして大きくリード。

しかしその後ポルシェ911GT2RSが怒涛の追い上げを見せ、ゴールの時点では僅差となっています。

ゴール時点での速度はアヴェンタドールSVJが262km/h、911GT2RSが278km/hとなっており、この数字からも911GT2RSの追い上げをうかがい知ることができますね。

なお、この1本目のレースでは911GT2RSのトラクションが抜けてしまったようで、しかし2本目以降はトラクションを回復した911GT2RSが勝利し、いとも簡単にアヴェンタドールSVJを破っています。

ちなみに実測での0-100km/h加速タイムについて、ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJは3.21秒、ポルシェ911GT2RSは3.16秒。

ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ、ポルシェ911GT2RSが加速を競う動画はこちら

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参照：Daniel Abt