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現在、もっとも安く買えるランボルギーニ・カウンタック?2008年にレストアのために解体されて以来、レストア業者が倒産し「そのまま」になっていた個体が競売に

現在、もっとも安く買えるランボルギーニ・カウンタック?2008年にレストアのために解体されて以来、レストア業者が倒産し「そのまま」になっていた個体が競売に

| しかもこのカウンタックは稀少な右ハンドル仕様 |

完成までにかかるコストを考慮しても「投資」としては有効か

さて、レストア途中のランボルギーニ・カウンタックが今月末に英国にて開催されるオークションに出品されることになり、「現在、もっとも安価に購入できるカウンタック」として話題に(予想落札価格は18万ポンド=約2750万円)。

ちなみにランボルギーニ・カウンタックの価格はこの20年ほどで異常に価格が上昇しており、2001年には(安ければ)5万ドルで入手できた初期型カウンタックが今では50万ドル以上へと値上がりしています(かなりバラツキがある)。

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レストア会社倒産につきそのまま放置されることに

今回オークションに出品されるカウンタックは1982年製のLP5000Sで、現在の所有者は2000年からこの個体を所有しているそうですが、レストア前には「The Spirit of the Bull」というランボルギーニに関する書籍の表紙を飾ったり、イギリスのテレビ番組「Fifth Gear」に出演したこともある、とのこと。

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そしてその後の2004年にレストアが開始され、ランボルギーニ・ロンドンがエンジンのリビルドとクラッチの交換を行い、2005年から2006年にかけてシャシーとサスペンションのオーバーホールを行ったことを示す請求書があるそうですが、2008年に塗装と改修のために解体されて以来、作業がずっと進んでいないそうです。

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そして「作業が進んでいない」理由としては、レストアを請け負っていた業者が倒産してしまったからだそうですが、そのため2008年から現在に至るまで「手つかず」で放置されていたと紹介されています。

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必要なパーツはすべて揃っているようだが

出品者によると、いったん車体は分解されているものの、新しいフロントガラスやオーバーフェンダー、ブーメラン型の(例の)リアウイングなど、レストアを完了させるために必要なパーツはすべて揃っているとされ、購入者はこれらパーツを使用して組み上げてゆくことになりそうです。

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なお、内装はこんな感じで張り材がすっかり剥がされ、ダッシュボードなどの構造材も取り外された状態。

シートを成形しているスポンジが当時のものかどうかは不明ですが、もしそうだとすると、意外と持ちがいい、ということになりそうです。

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センタートンネルも分解済み。

いかに安価に購入できるといえども、閑静までには相当な手間を要することがわかりますね。

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今回2750万円で入手したとして、きちんと完成させたとすると、購入価格の倍以上で販売できると言われ、おそらく、考えうる最善の手段は、ランボルギーニのレストア部門「ポロストリコ」に投げるさて、レストア途中のランボルギーニ・カウンタックが今月末に英国にて開催されるオークションに出品されることになり、「現在、もっとも安価に購入できるカウンタック」として話題に(予想落札価格は18万ポンド=約2750万円)。ことなのかもしれません。

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ただ、ポロストリコがレストアを引き受けてくれるか、引き受けたとしてもどれくらいの価格になるのかはわかりませんが、「ランボルギーニのお墨付き」をもらっておくに越したことはなく、今後の値上がりを考慮するに、現時点では「赤字」であっても、レストアの段階では手を抜かないほうが良いだろうと考えています。

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参照:Historics Auction

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