| ウラカン後継モデルは思ったよりも完成に近い状態にあるようだ |
ハイブリッドなのは間違いなさそうだがその詳細はわからない
さて、ジャーナリストのジョニー・リバーマン氏が「ウラカンの後継モデルが2022年に発表される」と”うっかり”漏らしたとの報道。
これは同氏が出演した「スパイクズ・カー・ラジオ」というポッドキャスト内にて勢い乗りつつ語ったもので、2週間以内にはイタリアへと飛んでウラカンの後継モデルに試乗する予定であること、そしてその後6ヶ月半は規制によって情報を公開できないこと(つまり2022年3〜4月にはウラカン後継モデルの情報が公開されることになる)を明かしています。
発表はオンラインにて?
なお、ランボルギーニはかねてよりジュネーブ・モーターショーにて新型車を発表してきましたが、2022年のジュネーブ・モーターショーは開催されないと報じられているため、ウラカン後継モデルの初公開は「オンライン上」ということになりそうです。
そこで気になるのがウラカン後継モデルはどんなクルマに?ということ。
ランボルギーニは「2024年以降に発売するクルマはすべてハイブリッドになる」とコメントしているので、そしてそうでなくても様々な規制によってガソリンエンジンオンリーのクルマは今後発売できないものと思われ、となると「ウラカン後継モデルは、これまでのウワサどおりにハイブリッド」になると考えて良さそう。
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ただ、現時点でランボルギーニがウラカン後継モデルのためにハイブリッド用シャシーを新設計するための十分な時間を持てたとは考えにくく、かつ今回発表されるであろうウラカン後継モデルの「そのまた後継モデル」についてはピュアエレクトリックカーとなることが予想され(ポルシェの設計したミドシップ用エレクトリックシャシーを採用する可能性が別途報じられている)、それを考慮しても、「1世代のためだけに」ハイブリッドスーパースポーツ用シャシーを専用設計することはまずないだろうと考えられます。
となると、現在のシャシーを使用し、エンジンとトランスミッションとの間にエレクトリックモーターを装着するという手法がもっとも安価で効率がいいんじゃないかと考えられ、つまりはマクラーレン・アルトゥーラやフェラーリ296GTBと同じ手法ですね(フロントにモーターを設置する方法もあるが、改装が大掛かりになり、4WDにしか対応できないので、この方法は効率がよくはない)。
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なお、ウラカン後継モデルのデザインについては現時点ではまったく不明で、しかしアヴェンタドール後継モデルが「まったく現行モデルと異なるデザインになる」ということを鑑みるに、やはりウラカン後継モデルも新しいデザインが与えられると考えて良さそうです。
ランボルギーニ・ウラカンのラインナップはこれで打ち止め?
そしてもうひとつ気になるのが、ウラカンのラインナップがこれで終了するのかどうか。
現在ウラカンは4WDモデルの「ウラカンEVO」と2WDモデルの「ウラカンEVRWD」そしてこれらにはクーペとスパイダーがそれぞれ存在し、ハードコアモデルのウラカンSTOにはクーペのみ。
よってウラカンSTOにもオープンモデルが登場するのではという見方もあるようですが、ウラカンSTO自体がモータースポーツにインスパイアされたということを考えると「オープン」はないのかもしれません。
ただ、アヴェンタドールに「最終モデル」であるアヴェンタドールLP780-4ウルティメが登場したことを考慮するに、ウラカンにも最終限定モデルが用意される可能性も高いと考えられ、しかしSTOとは異なる路線にて、アヴェンタドールLP780-4ウルティメ同様、これまでのウラカンシリーズの特徴を盛り込んだ限定モデルが出てきてもおかしくはなさそうですね。
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参照:TheSupercarBlog