| モデルライフ終了までに、どこまでウラカンがその記録を伸ばせるかには要注目 |
ウラカンの顧客の71%がクーペを選択、もっともカスタムしているのは欧州や日本
さて、ランボルギーニが「ウラカンの生産台数が2万台を超えた」と発表。
ランボルギーニのV10モデルとしては先代の「ガヤルド」が過去に存在していますが、こちらの販売台数は「モデルライフの10年を通じ」14,022台。
ちなみにウラカンはわずか5年でこれと同じ台数を販売し、今回はさらに発売から8年目で2万台を超えたということになりますね。
なお、2万台目のウラカンはマットグレー(グリジオ・アシェソ・マット)のウラカンSTOで、これからモナコの顧客のもとへと届けられるのだそう。
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ランボルギーニ・ウラカンは12車種にまで拡大していた
ランボルギーニ・ウラカンについて、2014年に最初のLP610-4が発売された後、現在までには(最新バージョンのウラカン・テクニカを含め)12車種にまでバリエーションが拡大しているといい、ことし後半に発表されると言われるウラカン・ステラートを含めると最終的に13車種にまで拡大することに(それでも、ポルシェ911の24車種には遠く及ばない)。
ランボルギーニによれば、この「2万台の」ウラカンのうち、およそ71%がクーペを選択し、販売台数のうち32%がアメリカに納車され、そして次に多いのはイギリス、そして中国とのこと(日本市場は伝統的にV12モデルの販売比率が高いと言われる)。
ランボルギーニCEO、ステファン・ヴィンケルマン氏は「ウラカンの発表時、我々ランボルギーニはウラカンにて、その偉大な歴史の次の章を閻くのだと宣言しています。実際にウラカンは、その発売以来、デザイン、技術的なノウハウ、ドライビングアドベンチャー、サーキットでの記録、販売記録の進化を提供してきました。ウラカンは、日常的なドライブからサーキットでのスリリングなパフォーマンスまで、あらゆる環境でスーパースポーツの感動を提供するクルマとして設計されています。ウラカンのすべての解釈は、そのランボルギーニの哲学に忠実であり、モータースポーツにおいてだと、ウラカンはランボルギーニのワンメイクレース、スーパートロフェオシリーズの主人公であるだけでなく、世界中のGT3シリーズでその優位性を証明しています」とコメント。
なお、ウラカンの「12」のバリエーションは、ウラカンLP610-4、ウラカンLP610-4スパイダー、ウラカンLP580-2、ウラカンLP580-2スパイダー、ウラカン・ペルフォルマンテ、ウラカン・ペルフォルマンテ・スパイダー、ウラカンEVO、ウラカンEVOスパイダー、ウラカンEVO RWD、ウラカンEVO RWDスパイダー、ウラカンSTO、そしてウラカン・テクニカとなっていますが、この他にも競技用モデルだとウラカン・スーパートロフェオ、ウラカン・スーパートロフェオEVO、ウラカン・トロフェオEVO2といったモデルもリリース済み。
この他にも、ウラカンFLUO、ウラカンAVIOといった特別仕様車、ローマ教皇のために製作されたワンオフモデル、警察車両といった特殊モデルも存在します。
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ウラカンの顧客の60%がアドペルソナムを利用
そして納車されたウラカンの60%がランボルギーニのパーソナリゼーションプログラム「アドペルソナム」にてカスタムされたものだといい、ここでは300種類以上のボディカラーを提供していますが(ぼくのウラカンEVO RWDもアドペルソナム)、とくにこういったカスタムを好むのは中央ヨーロッパ、日本、イギリスなのだそう。
ランボルギーによると、こういったカスタムのインスピレーションは家具、ソファ、バッグ、衣服などの日常品だけでなく、メイクアップ(アイシャドウ、マニキュア)用品、宝石、腕時計のストラップによることが多いといい、今後この傾向はますます加速することになりそうです。
ウラカンは2024年に発表されると言われる後継モデル(V10を継続しない可能性も)にバトンタッチする形でそのライフを終えることになりますが、ここからに2年はさらに販売を伸ばす可能性が高く、今回の記録をどこまで伸ばせるかに期待したいと思います。
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参照:Lamborghini