はじめて新型ランボルギーニ・ウルス・ペルフォルマンテが路上にて目撃される！このライトグレーもなかなかカッコいいな・・・【動画】

｜　現在のランボルギーニのチーフデザイナーは様々な要素を盛り込みつつもまとまりのいいデザインを行うようだ　｜

年内に発表される「もう一台の」新型ウルスにも期待がかかる

さて、ランボルギーニは「今年、2つのウルスを発表する」とコメントしており、そこで1つ目として発表されたのがウルス・ペルフォルマンテ。

ガヤルドやウラカンに与えられた「パフォーマンス」を意味するサブネームが与えられた高性能モデルであり、デビュー直前にはパイクスピーク・ヒルクライム・インターナショナルにおいて「SUV最速」の座を獲得したことも発表されていますね。

新型ランボルギーニ・ウルスがはじめて路上にて目撃される

そして今回、おなじみスーパーカー系ユーチューバー、Varryx氏がランボルギーニ本社前にてこのウルス・ペルフォルマンテの姿を捉えることに成功していますが、こちらがその本社（裏口の通用門っぽい）。

ここからはプロトタイプのほか、テストカー、こういった顧客に納車する前のテストを行う車両も出入りを行っています（このウルスは従来型ウルスであり、顧客から注文を受け生産が完了したものだと思われる）。

そこで出てきたのが新型ウルス・ペルフォルマンテ。

ボディカラーは見たところ薄いグレー（GRIGIO HATIかもしれない）で、こういった「グレー」は現在欧州にてもっとも人気のあるカラーだとされています。

ウルス・ペルフォルマンテのヘッドライトやテールランプは（おそらく）従来モデルと共通であり、ドアやリアハッチなどの主要部品も変更はないと認識していますが、そのほか、たとえば前後バンパーやフロントフード、ルーフ等には変更があり、全体的には大きく雰囲気が変わったと思います。

ちなみに現在のランボルギーニのデザイナーはミッチャ・ボルカート氏で、同氏が加入したのは2017年からなので、それ以前に発表されたクルマに同氏は直接関わっておらず、よってウラカン、アヴェンタドール、そして（2017年発表の）ウルスも同氏の作品ではないわけですね。

ただ、ミッチャ・ボルカート氏は前任者の作品をうまく自分流に（もちろんランボルギーニの意向に沿って）仕立て上げるのが非常に得意な人物であり、ウラカンEVO、ウラカンEVO RWD、ウラカン・テクニカについては全く違和感のない、むしろ最初からそのデザインを想定して開発されたかのような外観へとブラッシュアップしています。

それはアヴェンタドールSVJ、アヴェンタドールLP780-4ウルティメについても同様であり、通常だと「前任者のデザインに手を加えると、なんとなくチグハグになってしまう」フェイスリフト、そして追加モデルのデザインを非常に上手く成功させるデザイナーだとぼくは考えているわけですね。

その意味では今回のウルス・ペルフォルマンテも「同じ」であり、既存パネルのプレスラインを活かしつつ、そこに新しいラインを与え、さらにそれらを連続させてしまうところには驚かされるわけですが、とにかくウルス・ペルフォルマンテは（これだけ様々な要素を盛り込んでいるにもかかわらず）うまくまとまったデザインを持っている、と考えています。

となると気になるのは「もう一台の」発表を待っているウルスですが、こちらについても破綻のない、しかしウルス・ペルフォルマンテとは十分に差別化がなされたデザインにて登場することになるのは間違いなさそうですね。

初めて公道上にて目撃されたランボルギーニ・ウルス・ペルフォルマンテを収めた動画はこちら

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参照：Varryx