スゴいなこの風景！ランボルギーニが顧客向けに「1ヶ月にわたり、ウルスの走行性能を堪能できる」豪華ツアーを実施。渓谷から火山、氷河までを駆け抜ける

｜ ぜひともランボルギーニ・ウルスにて、こういった道なき道を走り、その性能を試してみたいものだ ｜

用意されたのはランボルギーニによってカスタムされた色とりどりのウルスたち

さて、ランボルギーニがウルスを使用した顧客向けのツアー「ランボルギーニ・ウルス・エスペリエンツァ・アヴェンチュラ」を無事に終えた、とアナウンス。

これは「予想外の驚くべき体験を最も楽しみたいという顧客のために」セッティングされたツアーであり、過酷な大地の走破を通じてウルスの走行性能や使い勝手の良さ、快適性を知ってもらおうというもので、開催期間は1ヶ月、そして欧州と中東から集まった顧客50人を中心に1日300キロを1ヶ月に渡り走り抜けた、とのこと。

公開された画像を見ると日常ではとうてい体験できない雄大な自然の中をウルスが連なって走行しており、参加者にとっては忘れ得ない経験となったのは間違いなさそうですね。

その舞台はアイスランドからはじまる

このツアーはアイスランド南部の海岸沿いからはじまり、ランボルギーニCEOであるステファン・ヴィンケルマン氏、そしてセールス＆マーケティング最高責任者のフェデリコ・フォスキーニも同行したといいますが、おそらく夜になると豪華なテントを張り、そこでも様々なアクティビティが開催されたものと推察します（参加費用がいくらくらいなのか気になる）。

なお、このツアーのために用意されたウルスはいずれもランボルギーニのパーソナリゼーションプログラム「アドペルソナム」にてカスタムされた個体だといい、たしかにパープルや明るいブルーなど、なかなか見かけないカラーのウルスの姿も見られますね。

さらにこのウルスたちは、レイキャネス半島のゲルディンガダリル渓谷へと2021年に新しく出現した火山の溶岩流を通ってクヴェルヌフォスの滝、そしてカトラ氷河からヨクルスアロン氷河ラグーンなどあらゆるタイプの地形を走ることに。

当然ながらこういった自然を「ぶっつけ本番」で走るわけにもゆかず、ランボルギーニのスタッフは事前にコースを走ってその状況等を試しているものと考えられますが（相当数のサポートカーも帯同していると思われる）、スーパーカーメーカーやプレミアムカーメーカー、オフローダーメーカーなどは自社のクルマの性能を最大限に発揮できる環境を用意し顧客にそれを体感してもらう必要があり、通常の量販車メーカーとはまた異なるプロモーションが必要となってくるのだということもわかります。

ランボルギーニ・ウルスはモデルライフ後半へと突入

なお、ウルスはランボルギーニ史上最速で2万台を突破し、現在もっとも売れているランボルギーニとなっていますが、650馬力 / 850Nmを発生する4リッターV8ツインターボエンジンを搭載してデビューしており、そのセグメントは「スーパーSUV」。

つまりSUVを越えたSUVということになり、そんなウルスもモデルライフ後半に突入していて、今年中にフェイスリフト（マイナーチェンジ）モデル、そしてハイパフォーマンスモデルが発表されると言われます。

まだまだその全容は明らかではないものの、ウラカン・テクニカにも採用されたシアンFKP37 / シアン・ロードスター風のフロントデザインが与えられるものと思われ、ランボルギーニ・ファミリーとしてますますそのプレゼンスを高めることになりそうですね。

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参照：Lamborghini