>ランボルギーニ

ランボルギーニのファクトリードライバーがレヴエルトの全力をサーキットにて解き放つ。その膨大なパワーにもかかわらず「ドライバビリティに優れる」【動画】

2023/10/01

ランボルギーニのファクトリードライバーがレヴエルトの全力をサーキットにて解き放つ。その膨大なパワーにもかかわらず「ドライバビリティに優れる」【動画】

| ランボルギーニにとってレヴエルトは初のPHEVスーパーカーであるにもかかわらず、うまく手なづけることに成功したようだ |

おそらく一般向けの納車は2023年四半期に開始されるものと思われ、各種レビューにも期待したい

さて、ランボルギーニはつい先日、新型V12スーパーカー、レヴエルトのHMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)を解説する動画を公開していますが、今回はローマ近郊のイタリアの都市、バレルンガにあるアウトドローモ・ピエロ・タルッフィを走行する様子を収めた動画が公開されることに。

ランボルギーニが「レヴエルトのメーターやインフォテイメントシステムはこう動作する」という解説動画を公開。基本的にはアヴェンタドール風、ただしシンプルかつ高精細に【動画】
ランボルギーニが「レヴエルトのメーターやインフォテイメントシステムの動作解説動画」を公開。基本的にはアヴェンタドール風、ただしシンプルかつ高精細に【動画】

| ランボルギーニのインフォテイメントシステムはレヴエルトへの搭載によって格段に進歩したと言える | ただし基本はこれまでとよく似ており、既存オーナーにとっては「移行もスムーズ」かもしれない さて、ラ ...

続きを見る

ランボルギーニ・レヴエルトは容易にテールをスライドさせることが可能

今回ランボルギーニ・レヴエルトのステアリングホイールを握ったのはレーシングドライバーのアンドレア・カルダレッリ選手。

同選手はそのダイナミックな能力をテストするため、最新の量産フラッグシップである強力無比なレヴエルトのパワーをサーキット上にて解き放ち、存分にそのパフォーマンスを引き出しています。

5

ランボルギーニ・レヴエルトは同社初の量産PHEVとなり、0-100km/h加速わずか2.5秒というガソリンオンリー時代のV12モデルではなしえなかった加速を実現しています(最高速度は350km/h)。

6

これを実現したのはひとえに6.5リッターV12エンジンと組みあわせられる3つのエレクトリックモーターのおかげだと考えてよく、瞬時にピークトルクを発生させるというエレクトリックモーターの特性をもって前代未聞の加速性能を達成することに。

3

ランボルギーニ・レヴエルトがサーキットにおいてどれくらいのタイムを出せるのかは気になるところ

このコンビネーションはじつに1,015馬力を発生させており、あらゆる面で先代モデルであるアヴェンタドールを上回ることになりますが、もしかすると「ニュルブルクリンクのラップタイム」だけはアヴェンタドールを凌駕することはできないかもしれません。

4

というのもPHEVというパッケージングを採用する以上、どうしてもその重量が「重く」なってしまうためで、これがサーキットでは致命的な要因ともなりかねないわけですね(PHEVではなくEVではあるが、2,000馬力を誇り、世界最速レベルの加速を誇るリマック・ネヴェーラですらニュルブルクリンクでは上位に食い込めない)。

8

リマックがネヴェーラにてニュル「EV」最速記録を更新。テスラ・モデルSプレッドのタイムを20秒短縮し、同時に記念限定モデル「タイムアタック」を発売
リマックがネヴェーラにてニュル「EV」最速記録を更新。テスラ・モデルSプレッドのタイムを20秒短縮し、同時に記念限定モデル「タイムアタック」を発売

| もちろん、リマック・ネヴェーラが「ニュルブルクリンク最速」を記録することはわかっていたが | 今回のタイムはガソリン車含む市販車だと歴代17−21位に相当するタイム さて、今年6月にはテスラが「モ ...

続きを見る

ただ、レヴエルトはかつてニュルブルクリンクで初めて(市販車で)7分を切ったポルシェ918スパイダー同様のハイブリッドシステムを(スケルトン図を見る限り)受け継いでいるようで、その意味ではポルシェが確立したノウハウを消化しつつも現代のテクノロジーにてブラッシュアップしているものと思われ、”もしかすると”PHEVの常識を超える(ニュルブルクリンクでの)タイムを見せてくれるかもしれません。

7

今回ランボルギーニ・レヴエルトのステアリングホイールを握ったアンドレア・カルダレッリ選手は、ランボルギーニのスクアドラ コルセ レーシング チームのメンバーでもあり、2019年のGTワールドチャレンジ・ヨーロッパとGTDカテゴリーのデイトナ24時間レースにおいてスクアドラ・コルセに三冠をもたらすなど素晴らしい経歴を持つドライバー。

来年にはランボルギーニ SC63 LMDh V8を駆って2024年シーズンのIMSAウェザーテック スポーツカー チャンピオンシップ(それに加えておそらくル・マン24時間レースにも)に出場し、おそらくはランボルギーニにさらなる栄冠をもたらすものと期待されています。

2

そしてアンドレア・カルダレッリ選手はレヴエルトをフルスロットルで走らせた後、そのハンドリング、パワーデリバリー、8速デュアルクラッチギアボックスを賞賛し、驚異的な出力数値にも関わらず「サーキットでの優れたドライバビリティ」を備えているとコメントしており、その完成度の高さについても言及しています。

1

ランボルギーニ・レヴエルトがバレルンガ・サーキットを走行しパワースライドを披露する動画はこちら

合わせて読みたい、ランボルギーニ・レヴエルト関連投稿

ロジェ・デュブイがランボルギーニ・レヴエルトとのコラボ腕時計「エクスカリバー スパイダー レヴエルト」を発表。文字盤上には「Y字」DRLモチーフも
ロジェ・デュブイがランボルギーニ・レヴエルトとのコラボ腕時計「エクスカリバー スパイダー レヴエルト」を発表。文字盤上には「Y字」DRLモチーフも

| ロジェ・デュブイの腕時計は異常に高価ではあるが、細部を見ると納得の仕上がりを持っている | 1本は欲しいと考えるものの、なかなか(優先順位的に)その機会は訪れそうにない さて、ランボルギーニとずい ...

続きを見る

ランボルギーニが公式に「レヴエルトの生産枠は2年以上先まで埋まっている」と発表。あわせてレヴエルト生産のために拡張した工場の設備についても紹介
ランボルギーニが公式に「レヴエルトの生産枠は2年以上先まで埋まっている」と発表。あわせてレヴエルト生産のために拡張した工場の設備についても紹介

| ランボルギーニはカーボンファイバー製造工場も拡張しており、今後発表されるモデルにもカーボンを積極採用してゆくものと思われる | それにしてもこの価格帯のスーパーカーが2年先まで完売というのは恐ろし ...

続きを見る

ランボルギーニ・レヴエルトの内外装レビュー動画が登場!ライトやウインカーの動作、インテリアのディティールやメーター動作も明らかに
ランボルギーニ・レヴエルトの内外装レビュー動画が登場!ライトやウインカーの動作、インテリアのディティールやメーター動作も明らかに

| まさかこんなに早い段階でランボルギーニ・レヴエルトの詳細を拝むことができるとは | 想像していたよりもずっと高品質、そして未来に行っているという印象を受ける さて、ランボルギーニは新型V12フラッ ...

続きを見る

参照:Lamborghini

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->ランボルギーニ
-, , , ,