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ランボルギーニ・ウラカン後継スーパーカー「テメラリオ」はランボルギーニの正当なDNAを備えているのか?カーデザイナーが検証してみた【動画】

ランボルギーニ・ウラカン後継スーパーカー「テメラリオ」はランボルギーニの正当なDNAを備えているのか?カーデザイナーが検証してみた【動画】

| 現時点ではランボルギーニ・テメラリオのデザインが明確になったわけではないが |

おそらくは過去の様々なランボルギーニのデザインを盛り込み、未来へと向かうデザインとなるだろう

さて、カーデザイナーを自称するユーチューバー、ベンブリ氏がランボルギーニ・ウラカン後継スーパーカー「テメラリオ」のデザインは”ランボルギーニの新型車としてふさわしいかどうか”を検証するという動画を公開。

もちろんテメラリオはまだ公式に公開されておらず、よってベースとして使用するのはcarwowの作成した(プロトタイプをベースにした)予想レンダリングです。

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ランボルギーニ・テメラリオは正真正銘のランボルギーニである

そこで今回公開された動画を見てゆくと、まずはフロントフードのプレスラインに言及していて、中央の「ハの字」はカウンタック移行続くランボルギーニの伝統です。

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カウンタックだとこう。

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コンセプトSだといっそうこのラインが強調されていますね。

DSC04744

そしてハの字と組み合わせられて「V」のように見える形状はセスト・エレメントに顕著です。

DSC04734

フロントバンパー内のヘキサゴン形状を持つデイタイムランニングランプはエッセンツァSCV12と同じテイスト。

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エッセンツァSCV12だとこんな感じですね。

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なお、フロントバンパー内の「ハの字」形状はウルス最新モデルであるウルスSE同様であり、これまでのデザインを更に進化させた”最も新しい”ランボルギーニのデザイン言語ということになりそうです。

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サイドから見てみると、フロントフードからリアにまで続く「一筆書き(ワンモーション)」もランボルギーニの伝統のひとつ。

ランボルギーニによると、サイドウインドウの天地(上下の高さ)の比率は車体の1/3に決められているそうですが、テメラリオでもおそらくはそれが守られているように見えますね。

なお、テメラリオは「プラグインハイブリッド」ということもあってレヴエルト同様にやや特殊な(これまでのガソリンモデルとは異なる)フロア構造を持つと考えてよく、もしかするとウラカンから数センチ前項が高くなるかもしれません。

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参考までに、ウラカン設計時には(主にアメリカ市場から)もう少しルーフを高くしてほしいという要望が出たものの、当時のデザイナーであるフィリッポ・ペリーニ氏が断固としてこれを拒否し、ガヤルドと同様の全高を維持したと言われます。

ただ、レヴエルトの場合は上述の通りPHEVという特殊性に起因してフロアがやや高くなっているようでもあり、そのぶん全高が少しだけ上がってしまっていて、テメラリオでも同じことが起きる可能性を否定できません(ただし1.2メートルを超えるようなことはないだろう)。

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なお、ベンブリ氏はテメラリオについて「(ウラカンよりも)ガヤルドに近い」と捉えているようですが、こうやって見るとたしかに(テメラリオは)ガヤルドを連想させるスタイリングを持つようですね。

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そしてリアセクションを見てみると、やはりランボルギーニらしい「Y」モチーフに、レヴエルトやランザドールにも通じる「リアタイヤがガバっと見える」デザイン。

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ランボルギーニ
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この横長のリアグリルはガヤルドLP560-4を連想させるものですが、ウルスSEのリアグリルは実際に「ガヤルドLP560-4をイメージした」と説明されており、実際にレヴエルトでこれが再現される可能性も低くはないのかもしれません。

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ランボルギーニのデザイナーはマルチェロ・ガンディーニ、ルク・ドンカーヴォルケ、フィリッポ・ペリーニ、ミッチャ・ヴォルカート(これらの間にも数人)という変遷を経ていますが、いずれも相通じる特徴を維持しており、もちろんウラカン後継スーパーカーでもその伝統が貫かれることは間違いないものと思われます(とくに、現デザイナーのミッチャ・ヴォルカート氏はランボルギーニのDNAに忠実なデザインを行う人物である)。

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ランボルギーニ・テメラリオのデザインを「検証」する動画はこちら

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