| 限定5台のゾンダ・レボルチオンのうち2台が集合 |
毎年開催されているパガーニのイベント、「パガーニ・ラッドゥーノ(Pagani Raduno)」。
もちろんパガーニの本拠地であるイタリアで開催され、サーキット走行やツーリングを経て、最終目的地としてサルデーニャ島へと向かうという内容だそうです。
今回公開されたのは、そのイベントの一部、「モンツァ・サーキットでの走行風景」。
一部のパガーニは「サーキット走行専用」なのでツーリングには参加できず、ここが晴れ舞台ということになりますが、その様子を見てみましょう。
参加できるのはもちろんパガーニオーナーのみ
なお、このイベントに参加できるのはパガーニオーナーのみですが、動画を見ると多くの「見物客」もいるようで、見るだけならば一般の人も参加できるのかも。
そしてこのモンツァでの目玉は、なんといっても「ゾンダ・レボルチオン」。
レボルチオンとは「レボリューション」を表すイタリア語ですが、このゾンダ・レボルチオンはロードカーの「ゾンダ」をベースとするものの、公道走行不可能なサーキット走行専用車。
見ての通り、とんでもなく巨大なリアウイングがその特徴。
リアディフューザーもまたレーシングカーばりといったところですね。
フロントはこんな感じで突き出たスポイラー、そして大きく張り出したカナード(エアロフリック)がアグレッシブな印象を与えます。
リアウイングのステーには「もう一つのリアウイング」。
エキゾーストシステムも「まるでレーシングカー」という感じですね。
動画では実際にこのゾンダ・レボルチオンが(2台も!)走行している様子を見ることができますが、7.3リッターV12自然吸気エンジンのサウンドはまるでF1マシンのよう。
現在のハイパフォーマンスカーの多く、そしてレーシングカーすらもターボに移行していることを考えると、もうこういったサウンドを聴くことは”叶わぬ夢”となるのかもしれません。
その他にもパガーニのレアカーが大集合
そして動画を見ると、パガーニ・ゾンダ・チンクエ(5台限定)、そしてはじめて見る「ゾンダ・チンクエ風の」ウアイラの姿も。
チンクエ風ウアイラはかなり複雑なエアロパッケージを持っているようですね。
こちらはフロント。
サイドマーカーを見るに「北米仕様」ですが、北米のオーナーがこのイベントのために自身のウアイラをイタリアまで空輸したのか(十分にありうる)、それとも北米仕様のウアイラを現地のオーナーが(中古として)購入したのかは謎。
ずらり集まったパガーニたち(参加車はこれだけではない)。
展示される数台のゾンダ。
シルバーの個体は「プロトタイプ」のゾンダかも(以前に、開発用としてとんでもない距離を走破したと紹介されたゾンダによく似ている)。
それでは動画を見てみよう
こちらがパガーニたちが集合し、美しいサウンドを放ちサーキットを走る様子を収めた動画、「MEET THE BEST SOUNDING SUPERCAR IN THE WORLD: Pagani Zonda Revolucion」。
VIA:effspot