｜ やはり海の向こうでは割高？ ｜
スペインにて販売中の初代ホンダNSX。
走行距離は56,234キロ、価格は約1000万円。
年式は1992、ごくスタンダードな仕様であることを考えると「けっこう高い」値付けではありますね。
新車当時から日本よりも割高な設定であったのか、それとも人気を反映した結果の価格であるのかはわかりませんが、NSXの評価が高いことは間違いない、と思われます。
NSXの中古相場を見てみよう
NSXの相場は全体的に高音維持ですが、日本国内だと1992年モデルは400万円台から購入できる模様。
日本だとNSX専門店はいくつかあり、ざっと下にその一部を記載してみます。
カーセンサー（66台出てくる）での相場を見ていると、やはりATはかなり安めの設定で、「タイプS」は1000万円を切るくらい、最終型タイプR（通称02R）だと2500万円くらい。
固定式ヘッドライトを持つ後期が方の相場は全般的に高く、1500万円前後が多いようですね。
なお、驚くのは「新型NSX」の中古も多いこと。
カーセンサー上ではなんと14台もの登録があるのはちょっと驚きです。
初代ホンダNSXは1989年に登場。
この年は日産GT-R（R32）/Z32フェアレディZ、マツダ・ロードスター、トヨタ・セルシオなどエポックメイキングな日本車が相次いで発表/発売され、日本の自動車史に残る年、といっても過言ではないほど。
NSXは1989年から2006年に至るまで17年間販売されていますが、登場初期は800万円という国産車でもっとも高価な価格設定が話題となり、かつオールアルミボディ、アイルトン・セナを起用したプロモーションなどが話題に。
1989年に発売されたE-NA1型にはNSX タイプR（1992）が設定され、いわゆるⅡ型（1997）、GH-NA1/NA2型になるとエンジン排気量が3.2Lに拡大され（MTのみ）、トランスミッションは5MTから6MTに。
このときにタイプSとタイプS-Zeroが追加れています。
その後2001年にはⅢ型（LA^NA1/NA2）へとスイッチし、ヘッドライトが固定式に。
2002年になると「NSX-R（NSX タイプRから呼称変更）」が登場しています。