| ハイパードライブはよほどクルマと人間がタフでないと走れそうにない |
ネットフリックスの新コンテンツ、「ハイパードライブ」。
ネットフリックスによると「 腕に自信のある世界各国の走り屋たちが、思い思いに改造したカスタム車に乗って挑むのは、世界屈指の巨大自動車障害物コース。それはまさに、自己の限界への挑戦 」とあり、わかりやすく言うと自動車版SASUKEみたいなもの。
いかにもアメリカっぽい内容ではありますが、ぼくはこういった「信じるのは自分の腕とクルマのみ」、そして不可能にチャレンジするという状況が大好きです。
扱いやすいツインターボを捨て、あえてビッグシングルによる「ドッカンターボ」に
そしてそんなハイパードライブには多彩な挑戦者が現れ、今回ドーナツメディアがその中の一台をピックアップしています。
その一台とは派手にカスタムされたマツダRX-7、ドライバーはアーロン・パーカー。
もともとこのドライバーはアキュラ・インテグラ(こちらもカスタムされていて、ショーでの受賞歴がある)に乗っていたものの不運なクラッシュにて廃車に。
そして保険金で購入したのがマツダRX-7(ノーマル)ですが、アーロン・パーカー氏はこのRX-7をドリフトマシンへと改造を開始することとなります。
ざっと見たところ、ドアとルーフ以外はすべて入れ替えられているようですね。
ボディカラーはピンクっぽいパープルで、メタリックパープルのライン入り。
ルーフスポイラー、リアスポイラーが取り付けられているものの「ウイングレス」。
リアにはNOSと思われるタンクが乗せられ、放熱のためのファンが追加されています。
エンジンルームはこう。
「ツインターボ」を捨て去ってボルグワーナー製のビッグシングルへと変更していますが、相当な熱を発生するようで、金箔にてマスターシリンダー、ストラットをカバーしています。
エンジンルーム内にも補強が入り、排気は「ボンネットを通じて上に」行うようですね。
こちらはインテリア。
シーケンシャルトランスミッションに油圧式ハンドブレーキを備え、このあたりはまさに「ドリフトマシン」。
ドアインナーパネルには「がんばろう日本」というステッカーが貼ってあります。
ステアリングホイールはデタッチャブル、メーターはレース用。
ピラーの内側にもゴッツいロールバーが溶接されていることがわかります。
番組を見ていると「いつ死んでもおかしくない」ほどのスタントを行っており、安全性の確保は最優先だと言えそうですね。
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なお、マツダRX-7は「とにかくカスタム」というユーザーが多く、このあたり「ノーマルを好む」人が多いホンダのスポーツカーとは大きく異るところかもしれません。