| まだまだ”サプライズ”があると期待している |
さて、本日1月30日にマツダは創立100周年を迎えます。
この「100周年」というのは自動車メーカーとしてはかなり古く、「自動車を発明した」メルセデス・ベンツが創立118年であることや、トヨタ自動車でもまだ設立83年だということを考えるに、マツダにはかなりな歴史があるということに。
ただ、マツダはもともと自動車会社として興されたわけではなく、もとは「東洋コルク」としての創業です(そのため、マツダの転換において大きな役割を担うエレクトリックカー、MX-30の内装には、そのルーツを示すためにコルクが採用されている)。
その後1927年には東洋工業株式会社へと社名変更し、1929年に2サイクル250ccエンジンを初めて試作。
1930年にはバイクの製造販売を開始し、1931年には3輪トラック製造開始、1940年には4輪自動車を試作し、1950年には4輪トラックを発売、というった歴史を持っています(詳しくはマツダのサイトに記載がある)。
近代においては、1967年に世界初のロータリーエンジン搭載量産車「コスモスポーツ」を発表して世界を驚かせ、1984年にマツダ株式会社へと社名変更を行っているのがひとつのトピックですね。
マツダは過去にも2回、もみじ饅頭セットを発売している
マツダはすでに「100周年記念サイト」を公開しており、ぼくは本日という”100周年”の日を楽しみにしていたわけですが、まずマツダが発表した100周年記念商品第一弾が「もみじ饅頭」。
これはマツダと同じく広島に拠点を置く株式会社にしき堂とのコラボレーションによるもので、「マツダ創立100周年記念BOX」と題されたもの。
八倍期間は2020年1月30日~2021年1月29日の1年間で、価格は税込み1,100円。
内容としては”マツダ車の歴史を彩る6台のクルマ”のシルエットが描かれるスペシャルボックスに入った 「生もみじ(こしあん2個、粒あん1個、抹茶1個)」「もみじ饅頭(こしあん1個、粒あん1個、お餅1個、お芋1個)」「特製メッセージカード」、そして「オリジナル手提げ袋 」というものです。※発売から1ヶ月間限定で、もみじ饅頭(こし餡)には、広島県産小豆を使用
なお、にしき堂とのコラボレーションは3回目で、2018年には「累計生産5000万台」達成記念として「マツダ国内生産累計5,000万台記念パッケージ もみじ詰合せ」が発売されたことも(その前にはロードスターの累計生産100万台記念セットが発売されている)。
ちなみに大阪にある「マツダブランドスペース」で以前にもみじ饅頭をいただいたことがありますが、こちらは「にしき堂」の製品が間に合わず、急遽用意された「宮島 藤い屋」のもみじ饅頭。
マツダの歴史はバイクから始まった
上述のようにマツダの歴史はバイクから始まり、その後3輪トラック、4輪トラックへとビジネスを展開。
社史を見ると1960年に発売された「R360クーペ」が最初の乗用車であるようですね(ボックスには3輪トラックやR360クーペ、コスモスポーツなどの図柄が確認できる)。
なお、参考までに「マツダ(MAZDA)」の社名は創業者の松田重次郎の姓、そしてゾロアスター教の最高神であるアフラ・マズダー(AHURA MAZDA)から取られています。
上述のようにマツダは100周年記念コンテンツを公開していますが、その中でも「歴代のマツダ車」「マツダ創業者の想い」は必見。
さらには「100TH ANNIVERSARY」ロゴのダウンロードも可能です。