
| 驚くべきことにエンジンルームやエンジンまでもが「自作」 |
インテリアだとシフトノブに至るまでが丁寧に作り込まれている
さて、これまでにもホンダやトヨタなどの日本車、そしてランボルギーニなどスーパーカーのミニカーをカスタムしてきたジャカルタ・ダイキャスト・プロジェクト。
その多くは自身で考えた仕様へとカスタムしていますが、時折「実在するチューンドカー」や「デザイナーの考えた架空のレンダリング」にインスパイアされたモデルを製作することも。
そして今回披露した最新カスタムが「パガーニのV12エンジンを搭載したマツダRX-7」で、これはちょっと前に公開された(実在する)究極の魔改造車です。
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ワイドボディ含むエアロパーツはパテにて成形
そこでジャカルタ・ダイキャスト・プロジェクトがこのマツダRX-7をカスタムする過程を見てみたいと思いますが、ベースとなるのはホットウィール製のこのRX-7。

カシメを外して分解し、その後は塗装を剥離します。

そしてタイヤとホイールは社外品へと入れ替え(ちゃんとブレーキキャリパーとローターもセットされている)。

タイヤとホイールを仮合わせし、どれくらいフェンダーを出すか、ホイールアーチをどれくらい削るかの目算を立て・・・。

ルーターでホイールアーチを拡大。

ボンネットは「レス」にて作成するため、潔く切り取ります。

その後はパテにてリアスポイラーを成形し・・・。

前後オーバーフェンダーや・・・。

フロントスポイラーも成形。

そしてドアに穴を開け・・・。

ピアノ線とプラ棒からの削り出しパーツにてGTミラーを製作して取り付けます。

フロントバンパー周りの複雑な造形もしっかり再現されていますね。

そしてこちらがおおよその外装が完成した状態。

ビフォーアフターはこんな感じです。

インテリア、そしてエンジンもフルスクラッチ
そしてここからはこのRX-7のインテリア、そしてエンジン編ですが、インテリアはダッシュボードこそノーマル品を流用しつつ、フロアやシート、ロールケージ、リアのトランクスペースまで完全に自作。
なお、ロールケージとピラー内側とを溶接するプレート、そしてその肉抜き穴までを再現するという恐るべきスキルを見せています。

さらにはフロントセクションのストラットやパイプフレームまでも自作。

そしてV12エンジンはプラ棒や金属製チューブを用意して・・・。

フルスクラッチにて製作(ラジエターも取り付けている)。

シャシー側を塗装するとこう。

ボディ側をペイントするとこう。

両方をマリアージュさせるとこう!

いやスゴいなこの技術・・・。

ホットウィール製マツダRX-7を「パガーニのV12エンジンを積んだ魔改造車」へとカスタムする動画はこちら
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