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どうしたマツダ。直近にてCX-5に三回目のリコール。ヘッドライトが前を照らさなくなる恐れ

2017/04/07

直近で2回のリコールを発表したマツダCX-5ですが、更に3度めのリコール。
今回も前回に続いてヘッドライトの問題となっています。
最新リコールにおいてはユーザーからの不具合報告が168件、これによる事故はゼロ。
対策としてはヘッドライトを対策品と交換する、という内容となっています。

なお国土交通省の発表したリコール内容(抜粋)は下記の通り。

配光可変型前照灯装着車において、前照灯の光軸を調整するヘッドライト・レベリング・アクチュエータの樹脂成型工程が不適切なため、強度が不足しているものがある。そのため、そのまま使用を続けると、ヘッドライト・レベリング・アクチュエータが損傷し、前照灯の光軸が下向きのままになり、前方を照射できなくなるおそれがある。

ほか、直近にて国交省からはオペル・ザフィーラ三菱アウトランダーのリコールも公表されています。

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マツダCX-5に再度リコール。前照灯レベリング機構の制御不具合で光軸調整に問題

マツダCX-5にリコール届け出。
CX-5はつい先月にもリコールが発生していますが、それに続く形です。
今回の問題はヘッドライトのオートレベリング機能に問題があり、車体後部に荷重がかかった場合に正しくレベリング機構が働かず、対向車に対して「ハイビーム状態」になる、というもの。

原因としては物理的な問題ではなくオートレベリング制御コンピューター、つまりソフトウエアとしていますが、この対策としては「ソフトウエアの交換と、車両姿勢角の初期設定と前照灯の光軸を調整」とのこと。

前回のリコールに関しては「問題発生件数」が多く、つまりユーザーから多数の報告を受け、かつ時間が経過してからのリコールでしたが、今回のリコールは問題発生件数「ゼロ」。
つまりマツダの方で問題を発見し、問題が出る前の自主的なリコール実施となります。

以下、対象の車体番号と製造期間、対象台数です。 KF2P-100030~KF2P-104772/平成 28 年 11 月 29 日~平成 29 年 2 月 20 日/2,683
KF5P-100004~KF5P-101115/平成 28 年 11 月 28 日~平成 29 年 2 月 20 日/679
KFEP-100003~KFEP-100705/平成 28 年 11 月 28 日~平成 29 年 2 月 17 日/411

マツダCX-5にリコール。カメラのレンズ不具合にて67,413台が対象に

マツダCX-5にリコールの届け出。
国交省に届け出られた内容によると、フロント及びサイドカメラにおいて、レンズ表面のコーティングが不適切であり、洗浄剤や雨水に含まれる酸にてコーティングが侵食され、最悪の場合は映像が鮮明に映らなくなり周囲の状況を確認できなくなる、とのこと。
対策としてはレンズを(対策が施されたものへ)交換し、通知方法はダイレクトメール等、としています。

対象は下記の通りで、合計67,413台が対象となっています。車名/通称名
マツダ/CX-5

形式/製作期間
LDA-KE2AW 平成 24 年 2 月 17 日~平成 26 年 3 月 12 日
LDA-KE2FW 平成 24 年 2 月 13 日~平成 26 年 3 月 12 日
DBA-KE5AW 平成 25 年 10 月 22 日~平成 26 年 3 月 12 日
DBA-KE5FW 平成 25 年 10 月 22 日~平成 26 年 3 月 12 日
DBA-KEEAW 平成 24 年 1 月 10 日~平成 25 年 9 月 27 日
DBA-KEEFW 平成 24 年 1 月 10 日~平成 26 年 3 月 12 日

マツダがアクセラをリコール。燃料ラインの溶接不具合にて、最悪の場合火災に

マツダがアメリカにてアクセラ(マツダ3)をリコール。
内容としては2件あり、両方とも燃料ラインに関係するものです。
まずは2014年1月4日から2015年9月15日の間に作られたもので、インレット・チェックバルブの溶接に問題があり、燃料漏れの可能性そして最悪の場合は火災の可能性がある、とのこと。

もう一つは2015年9月24日から10月16にちに製造されたものでリサーキュレーションパイプの溶接に問題がある、とされています。

なおリコールは両方ともアメリカ国内にて発表されたもので、日本でのリコールは現時点で不明。
マツダは2012年にアメリカでの生産から撤退し国内生産に集中するとしていますが2014年にはメキシコ工場を開設しており、立地的に考えるとアメリカで販売されるアクセラ(マツダ3)はメキシコ生産なのかもしれませんね。

なお燃料ラインはかなり複雑であり、ポルシェですらリコールを出したことがありますが、「燃料を燃やして走る」という自動車の性格上、メーカーとしては常にリコールのリスクを抱えていることになります。

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