なんとレクサスLFAの新車がまだ存在。アメリカ中のディーラーで「こっそり」12台がキープされたまま

アメリカにて、レクサスLFAの「新車」が登録されるという珍事が発生（レクサスLFAは5年前に生産を終了している）。
これを受けてメディアがレクサスに確認を行ったところ、なんと全米で「12台の」未登録のレクサスがディーラーにある、とのこと。

レクサスLFAは2010年12月から2012年12月にかけて500台のみが生産（1日1台のペース）。
エンジンは「LFAにしか積まれていない」V10/560馬力で、内装のレザーやカーボンなども最高級のものを使用したことで有名。

さらにサウンドチューンは楽器メーカーの「ヤマハ」が担当したとされ、カレラGTと並んで「最も素晴らしいサウンドを放つV10スーパーカー」としても知られます。

日本での価格は3750万円と非常に高価で（当時のランボルギーニ・アヴェンタドールと同じくらい）、そのため「あまり売れないんじゃないか」と言われたものの、いざ発売すると世界中で大人気となり早々に完売。

おそらくはその勢いを見たディーラーが「投機目的で」LFAを仕入れて販売せずに「寝かせて」いるのだと思いますが、たしかにレクサスLFAの中古価格は5000-6000万円ほどとなっており、「かなりな利益が出る」状況ではありますね（一時よりは下がったものの、ここしばらくはこれくらいの価格で安定）。

比較的アメリカのディーラーは自由度が高いというかメーカーに対しても発言力が高く裁量も大きいようで、時折こういった「儲けに走る」という話を耳にしますね。