ちょっとコンパクトクルーザー顔。トヨタが印尼にてランガ・コンセプトを発表、車体後半は用途に合わせて自由に変更可能。市販の可能性が高そうだ

｜　トヨタの「実用系」オフローダーはすべてこういった顔つきになるのかもしれない　｜

日本での発売に期待がかかる

さて、トヨタがインドネシア・インタナショナル・オートショー似て「ランガ・コンセプト」を発表。

この「ランガ（RANGGA）」はジャワ語で”英雄”を意味し、強くタフであるという意味合いを持つ「Ronggo」の派生だと紹介されています。

そしてこのランガ・コンセプトの面白いところは、「シングルキャブの荷台なしトラック」がベースであるということで、この荷台部分に（キャビンなど）色々なものを載せることでその人なりの使い方ができるようになる、という変幻自在なキャラクターを持っています。

なお、ランガ・コンセプトの「顔つき」はコンパクトクルーザーにも似ており、ランドクルーザー250にも通じるところがあるように感じますが、トヨタの一部のオフローダー（道具系？）はこういった顔つきに統一されるのかもしれませんね。

トヨタはランガ・コンセプトのレンダリングコンテストを開催中

そしてトヨタは現在インドネシアにてランガ・コンセプトの「レンダリングコンセプト」を開催しており、これはトヨタが提供するテンプレートをベースに参加者が好き好きにカスタムを行い提案を行うもの。

そしてこのコンテストの優勝者には1億インドネシア・ルピア（1億というとすごいけど95万円くらい）の賞金が贈られ、さらには実際にそのクルマが作られるそうですが、ショーに開催中に最優秀賞が決められ、現地にビルダーを呼んで最優秀レンダリングの作成者とともに打ち合わせが行われることもアナウンスされています。

なお、このランガ・コンセプトは実際に発売に移されるということもアナウンスされており、ただしその時期は明言されないまま。

生産工場は不明ではあるものの、（所得水準が高くない）インドネシアで販売するということを考慮すると製造原価を抑えることができる東南アジアの工場で製造を行うのかもしれません（その場合、日本に入ってくるかどうかはわからない）。

こんなランガ・コンセプトのレンダリングも

そしてこちらがトヨタが示したランガ・コンセプトのカスタムの一例。

ランガ・コンセプト・アンビュランス（救急車）に・・・。

ランガ・コンセプト・モービル・カフェ。

ランガ・コンセプト・ファイヤーエンジン（消防車）。

ランガ・コンセプト・アイスクリームバン。

こちらはシンプルなトラック版。

この日章旗バージョンは国際問題に発展しそうなのでトヨタ公式ではなく、応募者が考えたものかもしれません。

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参照：TOYOTA