| このアイデアは思いつかなかったが、これほどカブにマッチするデザインもないだろう |
カブ、そしてランドセルとも日本が世界に誇る文化でもある
さて、1946年にランドセルの製造をはじめたという株式会社セイバンが「カブヌシ専用ランドセル」を開発しクラウドファンディングを開始することに。
なかなかに面白い製品だと考えていますが、あと34日で終了を迎え、現時点で目標額の63%まで資金が集まっています。
けっこう「いい線」まで来ていると思われ、そしてクラウドファンディングは終了間際に駆け込みがあったりするので、ぜひ商品化を期待したいところでもありますね。※このブログを見てくれている人には「カブヌシ」という言葉に馴染みがないと思われるので、ここで補足しておくと、カブヌシとはホンダスーパーカブのオーナーを指す言葉である
カブヌシ専用ランドセル(サイドバッグ)はこんな製品
そこで今回絶賛資金募集中のカブヌシ専用ランドセルを見てみたいと思いますが、これは単にランドセルをカブに取り付けるだけといった安直なものではなく、しっかりとバイク専用に再設計された製品であり、ランドセルがバイク用になったというよりは、ランドセルの形をしたバイク用バッグというべきなのかもしれません。
まずはそのサイズについて、外寸は高さ31センチ、幅23.5センチ、マチ12センチ、そして容量は8リットル、素材は人工皮革、重量は4kgだと紹介されています。
なお、そのサイズは一般的なランドセルと大きく変わりはないようですが、重量については(一般的なランドセルが1.1〜1.4kgくらいだと言われるので)ちょっと重めとなっており、これはバイクに装着するに際しての補強が入っているためなのかもしれません。
ちなみにこのセイバンは国内のランドセルのシェアNo.1を誇る会社だそうで、「天使のはね」なる製品が有名なのだそう(ぼくはランドセルについては門外漢である)。
参考までにこのプロジェクトの支援額は39,600円〜49,500円だとなっていて、しかしセイバンのランドセルの価格帯が47,300円~93,500円なので、「新たに開発した」製品としてはけっこう割安なのかもしれませんね(バイク用サイドバッグとしては安くはない部類ではあるが、その作りを見るとコストパフォーマンスは悪くない)。
用意されるカラーはカーキ、カーマインレッド、ブラック、ブラウンの4色で、カーキのみ限定カラーという設定です。
カブヌシ専用ランドセル(サイドバッグ)は細部までよく考えられていた
そこでこのカブヌシ専用ランドセル(サイドバッグ)を見てみると、まず装着時には金属パーツが車体に接触しにくく、車体を傷つけにくいという安心構造。
構造はこう。
マグネットホックの採用にて、繊細な動作を要せずにグローブを装着していても容易に開閉できるというありがたさ。
さらにはレインガードも装備しており、バイクに装着するという用途をしっかり研究した製品となっています(セイバンはそうとう真面目に製品開発に取り組む会社であるようだ)。
実際に装着した状態はなかなかにスタイリッシュ。
カブシリーズに乗る人達はバイク本体はもちろん、装着するアクセサリーの見た目にもこだわるものと思われ、その意味でこのカブ専用ランドセルは「カブヌシ」のメガネにじゅうぶん適う製品かもしれませんね。
そしてこれを装着していると、道行く人々が「え?」と二度見するのは間違いなさそうです。
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参照:CAMPFIRE