スペインのカスタムビルダーがヤマハXSR700をカスタムし、「Otkomae」として公開。
まさに男前なルックスですがMT−09からステムとハンドルバー、YZF-R6からはフロントフォークディスクブレーキ、クラッチ、ヘッドライトはMT-01という具合にヤマハの他モデルからパーツを移植。
その他カスタムは各部のペイント、エアフィルターの交換、エキゾーストシステムの交換の他、リアのサブフレームはワンオフ製作など。
メインカラーはオールド・スクール・ブルーを採用し、アクセントにはイエロー・ヤマハ・レーシングを用いています。
ストリートファイターの流れをくむ「前に重心を置いた」カスタムはまだまだメインとなりそうですね。
ヤマハが北米にてXSR900を発表。
排気量は850CC(3気筒)、スリッパークラッチ採用とのこと。
基本的なスタイリングはレトロですが、ビレット風パーツ(ライトステー他)やLEDテールランプ、シンプルでポップ、かつ先進的なメーターの採用など、単にレトロでは終わらないデザインや装備を持っています。
欧州で流行っている「バイク&サーフ」にも通じる、ちょっとユルい雰囲気がなかなか魅力的で、オフィシャルフォトに起用されているヒゲのオッサンも良い味を出していますね。
ヤマハは同時期にエクストリームな外観(中二病と言ってもいい)を持つ「MT-10」を発表していますが、外観はMT-10のほうが好みながらも実際に乗るとなると、やはりこちらのXSR900を選んでしまいそうです(MT-10は普段着では乗れない)。
車は乗ってしまうと中の人がわかりませんが、バイクの場合は外から丸見えなので、自分の使い方やどんな格好をして乗ることが多いのかについて考える必要がありそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=0Zkq1SIAVdI
先日プロモーションビデオ「Ray of Darkness」が公開され、トロン風のライダーや変な日本語、日本刀や近未来くノ一など、外国人にとっての「間違った日本」を逆に利用することで話題となったMT-10が正式発表。
最近の流行とも言える「作りかけ」のような内部メカの見える小さなカウルを装着しており、SF感満載ですね。
BMW S1000Rのライバルとされ、欧州マーケットのみでまず販売されるとされますが、価格もかなり高そうではあります(現時点で価格は未定)。
ヤマハはV-MAXにて金剛力士像をモチーフとしたデザインを行ったり(エルメスともコラボしたり)、ほぼ同時期に北米で発表したXSR900ではレトロなユル系デザインを発表したり、先の東京モーターショーでは先進的なカーボンシャシーを採用したスポーツカーを発表したり、とその精力的な活動もさることながらデザイン的な懐の深さも大きな特徴です。
バイクメーカーは数あれど、ハーレーはハーレー、ドゥカティはドゥカティ、BMWははBMWといった固有のデザインを持っており、ここまで幅の広いデザインを行うメーカーは少ないと思います(もしかするとホンダやカワサキしかり、これが日本のバイクメーカーの特徴なのかもしれない)。
MT-10のエンジンは998CC4気筒で175馬力程度を発生すると見られ、ストリートファイターらしく1400ミリという短いホイールベースが特徴。
見るからに戦闘力が高そうですね。