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【競売】スティーブ・マックイーンはこんな車にも乗っていた!米軍から買い取ったジープの予想落札価格は1500万円

投稿日:2018/10/25 更新日:

| スティーブ・マックイーンが米軍から譲り受けたジープがオークションに |

シルバーストーン・オークションにて、なんとスティーブ・マックイーンが所有していたジープ・ウィリスが出品されることが判明。
これはスティーブ・マックイーン存命中、自信がアメリカ軍から購入したもので、購入後は彼の個人コレクションに保管され、のちの1984年11月のオークションにてはじめて売りに出されたという経緯があるようです。

ある意味でもっともスティーブ・マックイーンっぽい

なお、その際の落札価格は6000ドルだったそうですが、今回のオークションにおける予想落札価格は最高でなんと13万ドル超。
1984年から今までの間に20倍ほどに値を上げたということになりますね。

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とにかくスティーブ・マックイーンというとハリウッド史上もっともクルマとの関連性が強い俳優だと言って良さそうで、スティーブ・マックイーン関連の車はとにかく高値で落札される傾向に。

これまでも何度かオークションに登場しており、いずれも驚くべき価格を記録しています。

スティーブ・マックイーン最後の作品に登場し、彼のコレクションに加えられた1951年型シボレーが競売に

なお、スティーブ・マックイーンはポルシェやフェラーリとも関連が深く、フェラーリは過去に70周年限定記念モデルの一つに「スティーブ・マックイーン」と名付けたものの、遺族とのコンセンサスが取れておらず、その名称を「ザ・アクター」に変更した、ということも。

スティーブ・マックイーン遺族がフェラーリを提訴し2.3億円を請求。「父の名を勝手に使用した」

それはともかく今回のジープ・ウィリスですが、しっかりレストアが施されてコンディションは上場。
ちなみにぼくがもっとも好きなスティーブ・マックイーンの作品は「大脱走」ですが、陽気な(でもないか)アメリカ兵という役柄とこのジープがシンクロするような気がして、ある意味ではフェラーリやポルシェ、マスタングよりもこのジープの方が彼のイメージに近い、とも考えています。

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ジープ(Jeep)そのものは1940年から生産が開始され、フランスや日本、中国、インドなどでノックダウンもしくはライセンス生産が行われた人気軍用モデル。

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ジープをもともと製造していたウィリス・オーバーランド社はのちにカイザー社に買収され、さらにこれがAMC(アメリカン・モーターズ)に買収されることに。
そしてまたAMCはクライスラーに買収されたのちにダイムラーと合併して「ダイムラー・クライスラー」となり、その後クライスラーはフィアットに買収されてFCAとなって、ジープブランドもまたFCAに属する、という流れとなっています。

今ではジープブランドはFCAにとって稼ぎ頭の一つであり、フィアットは「いい買い物をした」とも言えそうですね。

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オフィシャルアイテムであることを表す、「スティーブ・マックイーン」プレート。
似顔絵がいい味出してますね(クールでニヒルな雰囲気がよく出ている)。

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  • この記事を書いた人

JUN

興味の範囲が広く、猫、小説、映画、音楽、腕時計、クルマなど。 酒、タバコ、ギャンブルは一切しません(ある意味では自分の人生そのものがギャンブル)。 いま欲しいクルマはアルピーヌA110。

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