| スーパーカーブロンディは世界中でスーパーカーやレアカーに試乗 |
![](https://intensive911.com/wp-content/uploads/2019/06/mustang-elenor.jpg)
自動車と映画とは切っても切れない関係にはありますが、近代の映画に登場した、もっとも有名なクルマの一台が「60セカンズ(2000)」に登場した1967年製のフォード・マスタング・シェルビーGT500”エレノア”ではないでしょうか。
この「エレノア」は撮影のために3台が制作されたといいますが、そのうちの一台を今回ユーチューバー、スーパーカーブロンディさんが実際にドライブしレビューを公開しています。
なお、エレノアは映画公開後に多くのレプリカが製造され、公式にライセンス契約を取得したクルマも販売されていますね。
サイドマフラーは「フェイク」
なお、エキゾーストパイプは「サイド出し」ですが、これはフェイクだそう(本物のエキゾーストパイプはボディ下を通ってリアへ)。※実際にサイド出しに加工された個体も存在
動画ではフェラーリに囲まれたGT500エレノアが登場しますが、なんともかっこいいオープニングとなっています。
![s6](https://live.staticflickr.com/65535/48083766908_005fb5833c_b.jpg)
なお、「60セカンズ」は1974年の映画「バニシング in 60」のリメイクですが、バニシング in 60に登場した「エレノア(73年型マスタング)」のボディカラーはベージュっぽいイエロー。
こちらはアイアンマン役でおなじみのロバート・ダウニーJr.がカスタムショップにオーダーし、近い仕様のマスタングを作らせたことも(レプリカを作ろうとしたわけではないので、全く同じではない)。
そして今回のマスタング「エレノア」を所有しているのはドイツの「クロームカーズ(Chrome Cars)」。
入手の経緯は不明ではあるものの、映画撮影後からレストアを行わず、完全に「映画で使用されたときのまま」。
ただしメンテナンスはしっかり行っていて、タイヤやオイル等の交換は定期的に行っている、とのこと。
![s5](https://live.staticflickr.com/65535/48083828157_d1f03429b6_c.jpg)
もちろん「ニトロ」も装備。
シートベルトは「肩から」ではなく、ウエスト部分だけを固定する方式。
![s3](https://live.staticflickr.com/65535/48083727566_57b6b9fe98_b.jpg)
劇中では公開されなかったエンジンルームですが、外観同様に「抜かり無く」カスタムされていますね。
![s4](https://live.staticflickr.com/65535/48083828227_d0b305d3c8_b.jpg)
そしてニトロを開放した後にポチっと押すと爆発的加速を見せる「GO BABY GO」ボタン(シフトレバーの上にある)。
![s2](https://live.staticflickr.com/65535/48083727656_5b2657f2dd_b.jpg)
なお、「他の二台の」エレノアはオークションにてそれぞれ1億1000万円程度で落札されたとのことですが、今回動画に登場するエレノアは「もっともオリジナル状態」を残したクルマだといい、その価値は2億4000万円は下らないだろう、とのこと。
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それでは動画を見てみよう
こちらがその貴重なフォード・マスタング・シェルビーGT500を実際に運転する動画、「The $2 Million Mustang Eleanor!」。
そしてスーパーカーブロンディさんは、さらに映画「ジャスティス・リーグ」にブルース・ウェインのクルマとして登場したメルセデス・ヴィジョン・グランツーリスモもレビュー。
ちなみにこのメルセデス・ヴィジョン・グランツーリスモについては、ぼくも実際にプロモーションのための撮影を見てきたことがありますが、今回スーパーカーブロンディさんのレビューする個体とはホイールが異なるようですね(撮影してきた画像はこちら)。
![](https://intensive911.com/wp-content/uploads/2018/04/DSC07601.jpg)