|もちろん「レプリカ」だが、見た目はライカン・ハイパースポーツそのもの |
さて、映画「ワイルド・スピード SKY MISSION」で一躍有名になったWモータース「ライカン・ハイパースポーツ」。
1台あたり3億5000万円から、そして生産は限定7台に絞られるという「ハイパーな」クルマではありますが、実際に売れたのかどうかは謎だとも言われます。
なお、車体やエンジンそのものはルーフ「CTR3」をベースにしており、製造はオーストリアのマグナシュタイアが行う、とも報道されていますね。
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今回販売されるのは「スタントカー」
そして今回販売されいるライカン・ハイパースポーツですが、映画製作のために作られた「レプリカ」。
10台のレプリカが製造され、9台が破壊されるなかで唯一生き残った個体だとされており、5月11日に開催されるオークションに登場する、とアナウンスされています(市販予定の7台よりも、スタントカーのほうが多く製作されたということになる)。
見たところレプリカと言えども本物同様のつくりを持つように見えますね。
ただしよく見ると、パーツの一部が欠損もしくは破損しており、ドアミラーや一部ホイールセンターキャップがなく、リアフードやフロントグリルに破損が見られる模様。
それでもこのあたりは容易に修復できると思われ、大きな問題にはならないと思われます。
「ベース車両」については明かされていないものの、広く言われているのが「987世代のポルシェ・ボクスター」。
10台のスタントカー全てがそうであるかどうかはわかりませんが、可動する車両はボクスターがベースだとされ、実際にワイルド・スピードをテーマにしたショーを走るライカン・ハイパースポーツも「ボクスターがベース」だとされています(車両の制作状況が動画で公開されている)。
公道走行が可能なのかどうかはわかりませんが、もしこのクルマが道を走っていたら、この上なく驚くことになりそうですね。
ライカン・ハイパースポーツ(レプリカ)のインテリアはこうなっている
そしてこちらがライカン・ハイパースポーツ(レプリカ)のインテリア。
けっこう細かく作り込まれてはいるものの、ステアリングホイールのセンターパッド、グローブボックス、メーターなどが欠品しています。
なお、ステアリングホイール、シフトレバー、キー等を見るに、やはりベースは987世代のボクスターだと考えて良さそうですね。
ライカン・ハイパースポーツ「スタントカー」を紹介する動画はこちら
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参照:RubiX