アポロがその新型車「IE」のティーザー画像を突如公開。
「アポロ」は以前にドイツで設立され「グンペルト」として活動していた会社が2013年に倒産し、香港の投資グループに買収されたもの(この投資グループ、Ideal Team Ventureは2015年にデ・トマソの商標権も購入)。
買収後には「アポロ・オートモービル」に社名変更し、2016年のジュネーブ・モーターショーにて「アポロN」「アポロ・アロー」を発表しています。
その後は新型車の開発や製造についていくつか問題があったようで、予定していた2017年中にはどうも新型車を発売できそうにない、と考えていたところ今回の電撃発表があったわけですが、以前にプロジェクトに参加していたと言われるスクーデリア・キャメロン・グリッケンハウスはすでに身を引き、パートナーとしてマニファットゥーラ・アウトモビリ・トリノを選んだようですね。
そのためかこれまでの「アポロN」「アポロ・アロー」がなかったことになるのか、今回発表された新型車は「アポロIE」とその名称を変更。
なお以前に発表された「アロー」はツインターボV8エンジンを搭載し1000馬力を発生するとされましたが、今回の「IE」はV12エンジンを搭載、とのウワサ。
画像が暗く細部の確認は難しい状態ではあるものの、中二病全開の「3本出しマフラー」が特徴的ですね。
こちらは以前に発表されたアポロN。
4.2リッターV8、700馬力、1200キロというスペック。
0-100キロ加速は3秒、最高時速は360キロとされています。
こちらはアポロ・アロー。
上のアポロNがグンペルト時代のデザインを引き継いでいるのに対し、こちらは完全に新しいデザイン。
実際に走行できる車両も作られていましたね。
こちらは4リッターツインターボで1000馬力、重量1300キロ以下、7速シーケンシャルトランスミッション搭載、トルセン式デフも装備。
0-100キロ加速は2.9秒、最高速度は360キロとされています。
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