外装はポルシェ・パナメーラ＋ビートル、内装はブガッティ・シロンっぽい「ORA ライトニングキャット」登場！相変わらずこのブランドは何でもアリだな・・・【動画】

｜　これを購入する人がいるのが信じられないが、きっとオーナーは元ネタを知らないのだろう　｜

相変わらず中国からは色々なクルマが登場する

さて、中国の長城汽車が展開するEVブランド「ORA（オーラ）」。

このORAからは「キャット（CAT）」シリーズなる一連のクルマがリリースされており、単なる「キャット」のほか、「ファンキーキャット」「バレエキャット」「パンクキャット」「ブラックキャット」等が発売されており、つまりはけっこう人気があるもよう。

ただ、このキャットシリーズは既存自動車メーカーのクルマの色々な要素を寄せ集めて作ったというクルマであり、たとえば「ブラックキャット」だとホンダeかと見紛うかのような外観を持っています。

今回はもっともパワフルなキャットシリーズ、ライトニングキャットが登場

そして今回、中国車をメインにて紹介するユーチューバー、ホイールボーイが「ライトニングキャット」なるクルマを紹介しており、これはORAキャットシリーズではもっともパワフルなクルマです。

搭載されるパワートレーンはもちろんピュアエレクトリック、そしてエレクトリックモーターは前後に1つづつ搭載され、つまりは4WDということになり、その出力は合計で408馬力 / 680Nmというなかなかのもので、0−100km/h加速は4．3秒という俊足を誇ります。

さらに83.5kWhのバッテリーパックを満充電すると約600km走行することができるといい、けっこうな実用性を持っているもよう（ただし、これは甘めの数値が表示されることが多い中国のCLTCサイクルによるもの）。

なお、その可愛らしいルックスとは対象的に、人物との対比を見るかぎり、けっこう大きなクルマなのかもしれません。

そしてそのデザインはポルシェ・パナメーラとフォルクスワーゲン・ビートルとを融合したような雰囲気でもありますが、このORAは中国にて堂々とビートルのコピーを販売しており、しかもこのビートルのコピーは「合法」だと認められたので、ORAとしては大手を振って様々なクルマのデザインを取り入れることができるようになったと考えているのかもしれませんね。

リアウイング（ポップアップ式）もちょっとパナメーラ風。

そのシルエットも「パナメーラとビートルとの中間」といった感じ。

ホイールはオリジナル要素強めのデザインですね。

そのインテリアはブガッティ・シロン風でもあった

そしてこちらがORAライトニングキャットのインテリア。

このセンターコンソール、そしてその上のスイッチ類はブガッティ・シロンにそっくりだと思います。

ちなみにこちらはシロンのインテリア。

ちなみに仕上げの精度は（デザインはともかく）悪くなく、ステッチを見るとブガッティに匹敵するレベルなんじゃないかと思ったり。

3蓮メーターは（フルデジタルですが）ポルシェ718ケイマン / ボクスターをイメージしたものだと思われ・・・。

ステアリングホイールはそのセンターパッド、そしてスポーク（とくに下部）を見る限りだとポルシェを意識したものと思われます。

ちなみにですが、試乗した印象も動画に収録されていて、足回りやハンドリングはそのパワーに「全くついて行けず」かなりイマイチであるもよう。

ORAライトニングキャットを紹介する動画はこちら

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参照：Wheelsboy