グンペルトが「アロー」に続いて今までの「グンペルト」を進化させた「アポロN」を公開。
基本的には先代を踏襲したデザインですが、全体的にちょっとクリーンになり、しかし巨大なリアウイングが装着されるなど現代的に。
エンジンはツインターボで武装した4.2リッターV8(やはりアウディ由来?)で700馬力を発生。
0-100キロ加速は3秒フラット、最高速度は時速360キロという第1級のパフォーマンスを誇ります。
なお重量が1200キロに抑えられているのも大きな特徴で、これはちょっとほかでは真似できない数字ですね。
グンペルト改めアポロが新型車の画像をちょっとだけ公開。
「アポロN」として紹介されていますが、「最速」を標榜、
同じ時期にブガッティ・シロンが公開されますが、かなりの自信があると見えます。
なお大きなホイールアーチを見るとグンペルト・アポロのイメージを継承しているようですが、カラーリングがずいぶんクリーンになっていますね。
新生グンペルト改めアポロがティザー画像第二弾を公開。
この画像だけでは何もわかりませんが、ジュネーブ・モーターショーにて公開される実車がどのような車になるのかは非常に興味のあるところ。
現在は香港を中心とした投資グループによって運営されているとのことですが、スーパーカー好きの香港だけに過激なモデルが出てくるんじゃないかと期待しています。
破産したグンペルトを買収した香港企業ですが、はやくも活動開始。
社名を新たに「アポロ・オートモビル」に変更し、「アロー」というコードネームを持つ新型アポロをジュネーブにて公開する模様。
ジュネーブまで時間がなく、となると買収の発表よりも随分前から動いていた、と見て良さそうですね。
なお1月11日にはウエブサイトをオープンするとのことで、今後は色々と情報が出てきそうです。
買収したのはかつてデトマソを買ったIdeal TeamVentureで、デトマソも中国においてそろそろ展開を行う模様。
2013年に破産したグンペルトが香港のエキゾチックカーを手がけるSPSオートモティーブに買われた模様。
数多くのメーカーがスーパーカー製造の計画を行い、そのうちのわずかが実際にスーパーカーを製造しますが、成功するのはそのうちのさらにわずか、と言えます。
そう考えるとパガー二、そしてケーニグセグは成功した稀有な例ですね。
グンペルトは確かに驚異的なパフォーマンスを持ってはいましたが、今やパフォーマンスだけでは十分に存在価値を発揮できるとは言えず、パガー二は芸術的なまでの美しい仕上げ、ケーニグセグはその特殊な構造のドアなどの排他性を持っており、こういった排他性が重要であったとも考えられます。
香港はもともとスーパーカーが多く、パガーニ・ゾンダ・チンクエも香港のディーラーによって発注されたものですし、企業も顧客も「わかっている」土地であると思われます。
そう考えると、これからのグンペルトは期待できるかもしれませんね。