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誰も興味ないと思うがヒュンダイの新型高級セダン「G70」の画像がリーク!これがヒュンダイの次世代デザインだ

2020/06/25

| スーパーマングリルとダブルラインが新しいジェネシスの「顔」 |

「新型ジェネシス(ヒュンダイ)G70のリーク」がリークされて話題を呼んでいますが、これはジェネシスより販売されているプレミアムセダンのフェイスリフト(マイナーチェンジ)版。

現在ジェネシスでは「G70」「G80」「GV80」というシリーズを持ち、このうちG80とGV80とは共通したデザイン=ダブルライン(ヘッドライト/テールランプ)を持つものの、G70についてはまだこのデザインが導入されていない時期のクルマだったので、デザイン的統一性がなかったわけですね。

ヒュンダイはなんとしてもG70を「G80顔」にしたかった

通常であれば、こういった「デザイン変更」はフルモデルチェンジまで待つものですが、今回ヒュンダイはフェイスリフトにおいて大幅な外見変更を行うということになり(ほぼ別のクルマレベルに変わっている)、それだけデザインの統一を急いでいるということになりそうです。

ただしリアに関してはG80に似せるにはあまりに手間がかかると判断したのか、「なんとなくG80風」というところにとどまっています(異常にマフラーエンドが太い・・・)。

genesis-g70 (1)

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なお、こちらはG80。

ヒュンダイ・ジェネシス
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こちらはSUV版のGV80。

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ヒュンダイは金太郎飴を好まないはずだったが

ヒュンダイのデザインを管轄していたのは、つい最近まで、ベントレーやランボルギーニでチーフデザイナーの任についていたルク・ドンカーヴォルケ氏。

同氏は「ドイツの自動車メーカーのような金太郎飴デザインはつまらない」とも発言しており、それぞれクルマにマッチしたデザインを行うと宣言していたものの、なぜか今回はそれに反する「金太郎飴」。

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ちなみにルク・ドンカーヴォルケ氏はつい先日電撃退任というニュースが流れていますが、時期的に見てこの新型ジェネシスG70に同氏が関わっていたのは間違いなく、もしかすると退任の理由は「やりたくない金太郎飴デザインをヒュンダイ上層部から強要されたから」なんじゃないかと勘ぐってみたり。

Genesis-G80 (3)

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それはともかくですが、現在のG70はこんなデザイン。

このクルマがフェイスリフトによってG80同様の”スーパーマングリル(スーパーマンの胸にあるマークの外周によく似ていることからそう呼ばれる)”、ダブルラインへと変更されるということになり、これは外観だけ見るとフルモデルチェンジ級の変更だと言えそうです。

なお、ヒュンダイはデザインに対して非常に高いプライオリティを置いており、ルク・ドンカーヴォルケ氏の引き抜きにはじまり、ベントレーのデザインチームやブガッティ・シロンのデザイナー(サシャ・セリパノフ氏)、イタルデザインのチーフデザイナー(フィリッポ・ペリーニ氏)も引き抜いていて、とにかく「デザインで他社に勝る」ことを考えているようですね。

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ちなみにヒュンダイは「エラントラ」をモデルチェンジしていますが、こちらも今までのヒュンダイからは考えられないほどのアグレッシブなルックスを持っており、あらゆる面にて「デザイン重視」の姿勢が伺えます。

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参照:Autospy

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