代車でやってきたBMW i3の内装が本革だったのでここでちょっと紹介。
BMW i3の内装は二種類あり、センサテック・レザーとクロスのシンプルな「LOFT」、そしてハイド・レザーとユーカリ・ウッドを使用した高級な「SUITE」の二種類があります。
こちらはロフト(ぼくのi3はこのカラー)。
日本においてはロフトはカラム・グレーのみ、スイートはブラック&ブラウンのみとなりますが、本国ではグレーにベージュを組み合わせたロフト、そしてクロスシートにレザーやウッドのダッシュボードを組み合わせた画像も見られます。
なお、北米の「シャドウスポーツ・エディション」に採用されたブラックとブルーの内装も新しく導入されているようですね。
BMW i3 interior shadowsport 内装 カラーさて、その「スイート」の印象ですが、かなり高級感と落ち着きがあり、これはお金をかけてでも選ぶ価値がある、と感じます。
カラーはブラックとブラウンですが、ブラウンの部分もスムースレザーっぽいところ、凹凸のある加工が施されたところなどに分かれており、非常にデザイン性が高いようです。
ステアリングホイールのレザーも質感が変更されており、ロフトに採用されるカサカサのレザーではなく、手に吸い付くようなしっとりとしたレザー。
BMW i3はその性格を考慮して素材だけではなく製造時においても環境負荷の小さな工程を用いており、それはレザーの「なめし」にも適用されるとされますが、そのためかレザーの品質、仕上がりはほかのBMWとはかなり異なる模様。
全体的にしっとりとした感触があり柔らかく、高級ソファのような印象もあります。
i3発注時にこの内装(スイート)を見たことがなく、よって「どうせほかのBMWと同じだろう」と思ってこれを選ばなかったのですが、今となっては「選んでおけばよかった」と後悔するほどの素晴らしさですね。