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今日のフェラーリ296GTB納車待ち。ヘルメットにアッズーロ・ディーノ、そしてイタリアンフラッグをペイントすべくショップと打ち合わせを行う

今日のフェラーリ296GTB納車待ち。ヘルメットにアッズーロ・ディーノ、そしてイタリアンフラッグをペイントすべくショップと打ち合わせを行う

| ヘルメットのペイントに際しては、実際のフェラーリのカラーコードを使用 |

何度塗ってみても、実際に仕上がってみるまではドキドキハラハラする

さて、チョコチョコとフェラーリ296GTB納車後に使用するグッズの作成に勤しんでいますが(近日中に撮影用ナンバープレートも作成の予定)、今回は「ヘルメット」編。

主には装飾として使用する予定であり、まずは塗装をお願いするショップさんに預け、その際に色々と打ち合わせを行ってきたところです。

仕様としてはブルーをメインにホワイト、そしてレッドとグリーンにて塗り分け、ストライプとサークルとで構成される、というもの。

ちなみにぼくは(ヘルメットに限らず)コントラストが強い配色が好きなので、メタリックやパール、グラデーションやシェードはあまり選ばない傾向があります(ビシっと明確に塗り分けたほうが好きだ)。

フェラーリGTB仕様のヘルメットはこうなっている

まず、ぼくが自身のフェラーリ296GTBのボディカラーとして選んだのはアッズーロ・ディーノ(AZZURO DINO)。

もう注文を確定しているので変更なしとなりますが、これはヘリテージカラーに分類される発色の良いブルーです(ちょっと赤みが入っている)。

調べてみるとカラーコードは「20-A-349(当時のコードなので現在もこれが使用されているのかどうかはわからない)」、これをもってまずは塗料メーカーに(ショップさん経由で)問い合わせを入れる予定ですが、雰囲気的には「JAFの青」「道路標識の青」「ブルーシートの青」のような感じで、つまりは注意を惹かねばならない部分に使用されるたぐいのブルーだという認識です。

ちなみにこちらは先日フェラーリ・レーシング・デイズにて展示されていたアッズーロ・ディーノのフェラーリSF90ストラダーレ。

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参考までに「ブルー」の表現はかなり難しく、たとえば「赤」「黄色」「オレンジ」「緑」と聞くと、ほとんどの人が同じような色味を想像すると認識しているものの、「青」と聞いても人それぞれの(異なる)青を思い浮かべるんじゃやないかと考えています(ましてや”青い車”というイメージは人によってかなり違うだろう)。

さらに言えばカメラのメーカーによっても「青」の表現がかなり違っていて、ぼく的な印象だと「Apple>リコー>ソニー>ライカ>ニコン>キャノン」の順で(デフォルト設定では)濃く写るという印象も。

フェラーリ296GTB
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たとえばランボルギーニ・ウラカンEVO RWDの場合、iPhoneだとこんな感じで・・・。

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ライカだとこう。

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キャノンはこんな感じ。

ぼくの環境では、iPhoneでは青が強調されすぎで、キャノンでは青が薄すぎるという印象を持っており、肉眼で見るのと最も近いのはライカです。

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加えて青は周囲の色や、組み合わせる色によってもかなり印象が異なるとも認識しており、よってヘルメットへの塗装時においても調整が必要となってきます。

使用するヘルメットはアライSK-6

そして今回このカラー、アッズーロ・ディーノをメインにペイントすることになりますが、使用するヘルメット自体はアライのSK-6で、センターにホワイトのストライプを入れ、向かって左にレッド、右にグリーンのストライプを入れ、そしてサイドにはサークルを入れる予定です(このレッドとグリーンの配置は、フェラーリGTBのステアリング・ホイールの12時位置にペイントするイタリアンフラッグと合わせてある)。※ぼくのフェラーリ296GTBは1970年代っぽい内外装を持っているので、最新のペイント手法はマッチしないと考え、意図的にシンプルにしてある

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ざっとイメージを作ってみるとこんな感じで、「相対性」の話をしたとおり、ブルーの上にレッドとグリーンを塗るA案ではこれらのカラーがぼやけてしまい、きれいに見えないことがわかります。

そこでショップさんから提案があったのがB案。

レッドとグリーンをホワイトの上に乗せるとより発色がよく見えるのではという経験上からの提案であり、実際にはこれを採用することになります。

参考までにC案はレッドとグリーンを”ホワイトに隣接させた”もので、A案に比較するとまだ両者がきれいに見えますが、B案には劣るといったところですね。

ちなみに右側の円はサイドに入れるサークルで、これとのバランスを考えても、やはりB案以外はないだろう、という印象です。

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ぼくがヘルメットのペイントをお願いする際(これまでにもいくつかのショップにお願いした)、こちらからある程度のデザインとイメージをお伝えし、「こんな感じに仕上げたい」という”意図”を伝えるようにしていて、つまり「完璧にこの通りに作って欲しい」と指示するわけではなく、それは「餅は餅屋」であり、実際に塗装するペインターさんにしかわからないことや意見があるためです(素人のぼくがプロに指図すべきではないし、意見を押し通してもいいことはない)。

よって希望を伝え、それを再現するために専門家の意見を聞きつつ、「その意図を達成するにはこんな手法のほうがいいのでは」という経験や技術上のアドバイスをいただきながら最終のデザインを作り上げることになるわけですね。

そしてその過程ではぼく自身も様々な知識を得ることができ、やはり「プロから話を聞くのは本当に大事だな・・・」と実感する部分です。

実際のフェラーリのカラーコードを使用

そしてレッドとイエローについてはフェラーリのカラーコードを使用することになりますが、これはネット上にて探すことができるコードを拾ったもの。

フェラーリのエンブレムにはイエロー、ブラック、そしてイタリアンカラーが使用されていますが、今回のレッドとグリーンについては「フェラーリが採用するカラーコード」と同じ調合にてペイントするため、純正オプションによってペイントされるステアリング・ホイール上のイタリアンカラーともぴったりマッチするだろうと考えています。

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なお、今回は(前回のランボルギーニ仕様とは異なり)サイドに文字(この場合はFerrari)を入れない仕様ですが、これは後にカッティングシートにて「Ferrari」や「Lamborghini」もしくは「PORSCHE」など好きな文字へと貼り替えられるようにという観点から。

そしてサークルの内側にはナンバーをカッティングシートによって入れることになり、これも「のちのち変更できるように」と考えたためです。

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