VWゴルフRの見積もり取得。やはり圧倒的なコスパで他ブランドを圧倒。おそらく売却も有利？

さて、試乗したフォルクスワーゲン・ゴルフR（ゴルフ7世代、フェイスリフト後）の見積もりを取得。
支払総額は6,111,020円とかなり高額で、ゴルフGTIの4,976,302円と比べて100万円程度の差があります。
ただ、残価設定ローンを使用した場合（後述）、ゴルフRの残価はGTIのそれよりも40万円ほど高く、よって支払額は100万円から40万円を引いた60万円、つまりゴルフGTIに60万円足せばゴルフRが買える、ということに。

しかしこの比較について、以前に取得したゴルフGTIの見積もりには＋60万円ほどのオプションが含まれており（しかしそれらはゴルフRに標準装備）、もしオプションを装着せずに「素」のGTIに乗るならば「120万円程度」の差が開くことにはなります。

ただ、それらオプションにおいてもバーチャルコクピットやアダプティブシャシーなど「やっぱりつけておきたい」ものばかり。
加えてゴルフRは残価設定以上に実際に売却した時に高い価格がつくと思われ、「買ってから売る」までのことを考えた場合、「230馬力でFFの」GTIか、もしくは「310馬力で4WDの」ゴルフRかという選択に。

この辺りは「人それぞれ」で、必要と思われるオプションも異なるので「ナントモ」ではありますが、この価格差であればぼくは迷わず「ゴルフR」だと思います。
そこでそのゴルフRの価格詳細を見て見ましょう。

支払について、フォルクスワーゲンの用意する残価設定ローン「ソリューションズ　プラス」を利用した場合、3年後の残価はおよそ45％。
他の輸入車メーカーは大体50％くらいなので「ちょっと低め」ですが、大きいのは残価について「買取保証」となること。
走行距離などの制限はあるものの、今回のゴルフRだと2,330,000円を「保証」してもらえることに。

これを支払総額である6,111,202円から差し引くと支払金額は3,778,202円となりますが、この金額については「初回一括」か「毎月分割」かの選択が可能。
前者だと最初に支払ったのち3年間は何も払う必要がなく、3年後に車を買い取ってもらえばOK。
この時には「マイナス」が（買取保証金額があるので）発生せず、仮に「プラス」が出ればそれは自分のものに。
なお、この「買取」は購入したディーラーではなく、別のメーカーのディーラーでも買取ショップでもオーケーで、要は2,333,000円を返せばそれで「フィニッシュ」です。

ゴルフRの現在の相場を見てみると3年後に2,330,000円の買取以下になるのは想像しにくく、となるとおそらくは数十万円程度は「戻ってくる」ことになりそうですね。

なお、ゴルフRは他とはちょっと競合しにくい類の車で、価格的にはアウディTTと近いものの、パフォーマンスで言えばゴルフRの方がずっと上。
パフォーマンスで近いのほアウディRS3になるかと思われるものの、今度は価格に大きく差が出る（アウディRS3の方がずっと高い）ことに。

こういった部分を見ても「ゴルフRのコストパフォーマンスが非常に高い」ということがわかり、競合するとなる上位ブランドのスポーツモデル、例えばアウディやポルシェの「中古」が該当するのかもしれません。