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ランボルギーニはル・マン参戦を検討中。ウルス発売後にGTEクラスにウラカンで参戦か

2017/07/09

ランボルギーニはGTEクラス(旧GT2)でのレース活動を強化するのでは、という報道。
ひいてはル・マンへの参戦も検討中とされていますが、現在ウラカンはGT3とGTDカテゴリに参戦しており、これらのマシンをGTE向けに改装するのは比較的容易なのかもしれません。
ざっくり言うとGT3は参戦できるレースが多く、GTEは参戦できるレースが少ないもののルマンに参戦できる、と言うことに。

もちろんそれぞれのレギュレーションが異なるなどの違いはあるものの、現在ではGT3とGTEマシンの多くにおいてパーツを共有することが多い、とも言われます。
現在GT3に参戦する主なマシンはアウディR8 LMS、フェラーリ488GT3、、ベントレー・コンチネンタルGT3、BMW M6 GT3、メルセデスAMG GT3、ポルシェ911GT3、ランボルギーニ・ウラカンGT3など。

なおGTEクラス参戦車両はフェラーリ488GTE、ポルシェ911RSR、シボレー・コルベットC7R、フォードGT、アストンマーティン・ヴァンテージなど。
GTEは改造範囲が広い反面コストがかかるとされており、GT3は(参戦コストがまだ低いので)プライベーターが多く、しかしGTEはワークスでないと(お金がかかるので)参戦が難しいとも言われ、ランボルギーニはここにワークスとして参戦する意図があるのかもしれませんね。

ランボルギーニの創始者、フェルッチョ・ランボルギーニは「レース活動を行わない」を社是としていましたが、そのフェルッチョ・ランボルギーニ生誕100周年の年にスクーデリア・フェラーリ(フェラーリのF1チーム)の前ボス、ステファノ・ドメニカリ氏がランボルギーニCEOへと就任し、同時にレース活動を強化するという現象が生じているのが現在でもあります。

ステファノ・ドメニカリ氏はフェラーリ出身ということもあって、ランボルギーニCEO就任直後からレース活動についての報道が相次いでおり、一時はF1参戦も噂されたものの、結局のところは「ル・マン参戦」というところに落ち着きそう。

加えてステファノ・ドメニカリCEOは「トッププライオリティはウルスの発売」と語っており、まずはウルスを問題なく発売し、かつ販売を軌道に乗せたのちに「ル・マン参戦を考える」と述べているようで、実際のル・マン参戦はもうちょっと先となるようですね。

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